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九州を一周・6日目(鹿児島で1日)

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2013年1月3日の予定
・桜島に行って火山灰を手に入れるばい。
・長崎鼻っていうとこに行く。
・指宿(いぶすき)温泉の砂風呂に入る。



駅前のレンタカーを借りてフェリーに乗って桜島に行きます。



カーナビの目的地をフェリー乗り場にしたら、
関係者専用のゲートまで来てしまった。


一度入ってしまうと、正規の手続きをしてない人だと出れなくなって しまうので危うく駐車券を取ろうとしてしまったのであぶなかった。


人が乗るためのフェリー乗り場の場所から出て
右の方向に行ったところに
車で乗り込む専用の入り口があった。


桜島へのフェリーは15分置きに出ているので、
時間は調べなくてもすぐに乗れます。


桜島から鹿児島市内に通勤している人もいるみたいだ。 車はフェリーに右から4台づつ
きれいに並べていれており、
自分も係員の誘導で車を止めた。



昨日のお店の人が言っていた話によると、
桜島までの時間は15分程度で
その間にフェリーに併設されているうどんを食べるのがフェリーに乗る人は当たり前らしい。

あとは15分なので船の上に出ないで
車の中で15分待機している人もいるらしい。



早速、甲板に上がって見ると
うどん屋があって先客がいました。


やはり鹿児島の人はフェリーに乗ったら
これを食べるみたいだ。


店の前には長渕剛さんが
テレビでこのうどんを紹介していたという記事が張ってありました。

テレビではうどんしかなかったけど、
長渕さんは月見そばを食べるみたいです。



とりあえず自分のフィーリングで
天ぷらうどんといなり寿司を頼んだ。

離れ行く故郷鹿児島市内を見ながらのうどん。

うどんの味はわりとおいしい方だと思う。
チェーン店のウエストより全然おいしかった。
いなり寿司も米がもちもちしてておいしかった。


うどんを食べ終え、なんとなく車を上から見た。

出ました。車の中から出ない人たちです。
しかも6台見えて5台は乗っています。

シュールな光景だ。。


桜島が近づいてきた。


船の上からでも桜島が噴煙を出しているのがわかる。

そうです!桜島は生きてい(略



下船します。

桜島へのフェリーの料金は
桜島のゲートで支払うことになっています。

鹿児島からはお金を払わず、
そのままフェリーに乗って桜島で料金を払います。


逆に桜島から鹿児島に行くときは桜島の料金所で
お金を払い、鹿児島で降りるときには
そのまま下船できます。



下船したら、とりあえず展望台に向かいます。

桜州小学校というところを右に曲がり、
山を登る道に入ります。



展望台に到着。

階段を上がっていった場所です。


展望台には駐車場と展望室があります。
展望室の中には売店もあり、
桜島のお土産を買うことができます。

なんと言っても桜島の灰を販売しているので、
それを購入しました。


展望所で記念撮影。

群馬県から来た人に撮ってもらいました。


展望台からは鹿児島市内が見えます。
市内周辺は栄えているのが写真でもわかります。



展望所に桜島の観光名所が書かれた地図みたいなのがあり、 そこに長渕剛のコンサート記念モニュメントがあると書いてありました。



そういや昨日の屋台村のお店の人が
「桜島には長渕剛の像があってそれだけ見て帰る人も多いよ」
って言ってたのを思い出した。
とりあえず、どんなものか見て見ることに。

カーナビには「長渕剛の像」みたいな感じで
検索できなかったので、
像がありそうなところにカーナビをセットして行った。
それらしき公園があったので中に入るとありました。




なんじゃこりゃ(笑)
これでGOサイン出した人は素晴らしい。
普通は精巧に作るのが一般的だと思うが、
あえてアート的な要素を取り込んで
作成されているように感じた。
素晴らしいです。

青い空がモニュメントを引き立てます。



モニュメントで満足したら、
次は黒神埋没鳥居という火山灰で
鳥居が埋まっている場所に向かった。

鳥居に向かう途中の島の南側で
桜島の火山を眺めるポイントがあったので寄ることに。








展望所やフェリー乗り場は島の西側にあるが、
そこから見たときは南側に噴火した煙が流れていっていたが、
今はその煙の流れる南の方向にいるので、
火山灰が直撃だった。


灰がこっちに向かってくる。





服が灰だらけに。



これは本だらけ。



これははいだらー。




こっちの南の方は灰が積もるみたいで、
地面が灰だらけになっていて、
その灰を袋に詰めてる人がいた。



お土産屋で買った灰は粒が大きいのに対し、
自然に取れる灰は本当に砂みたいな粒子だった。

この粒子タイプの灰も記念に欲しかったので、
近くの売店で水を買い、
水はレンタカーを洗うのに使って中身の灰を詰めた。



お土産屋では巨大な桜島大根を売っていた。



お店に居たねこちゃん達も灰をかぶっていた。




また車で鳥居に向け出発し20分くらいで黒神埋没鳥居に到着。
有料の100円の駐車場があったので、
そこに車を止めて鳥居まで歩く。





目と鼻の先に無料の駐車場があってイラっとした。


100円の金額はどうでもいいんだけど、無料の駐車場の手前に有料の駐車場を置くことで、 観光客はよくわからず手前の駐車場に止めてしまうという詐欺的な手法はちょっとアカンよ。
みなさんはもし行くなら、注意してください。




火山灰で埋もれたのは1914年でだいぶ昔の話です。
元々は3mほどあったこの鳥居もこのように埋もれてしまっています。

こんなところに新年早々来るのは自分だけだと思っていたが、割と後から人が来て驚いた。


というか、普通に各地の観光地で新年早々から観光している人たくさん見かけるので、正月はのんびり家で過ごさない俺は異端なのかなと思っていたけど、そんなことは無いようだ。

鳥居の隣にある学校に通う子供たちはきっといい子に育つんだろうなとか思った。



鳥居の前に無人販売のスペースがあったので、
桜島の小みかんを買った。

ジャパンが平和だから成り立つ方式。





小みかんという名にふさわしい小ささ。




見よ、1粒が人差し指の第一関節に収まる!

小さいみかんはうまいこと、エジソンは偉い人、
そんなの常識。
タッタタラリラなので、期待しながらひと口食べた。











「おっ!まずい!」




皮が分厚くて果実の内容量が見た目より少なく、
おまけに種が入ってる上にその種がデカい。
これはひどい。


まあ、多分どっかに出荷するにしても出荷基準に満たない失敗作を無人販売として並べている可能性もありうるので、気にしないことにした。


でも無人販売所及び有料駐車場で2コンボ食らったから鹿児島がちょっと嫌になったけどね。



鳥居を見た後は、霧島神社とかのある方にちょっと寄って、 仙巌園(せんがんえん)というところに行こうと考えていた。

しかし、ナビでルート探索すると2時間くらいかかるみたいなのでやめて、桜島を一周してフェリー乗り場に戻ることに。


帰り道に民家の前にみかんを並べて販売しているのをいくつも見た。

これはおもしろい風景だ。


帰りのフェリーでは、やぶ金で長渕剛さんが食べている月見そばを頼みました。

他の地域で食べているそばと違って、割とそばの麺が太くて麺の食感を楽しむことができる感じでした。


そうそうこれだ。


鹿児島に着いてから、ちょっと車を走らせると仙巌園に着いた。

ここは結構な観光客がいて広い駐車場もほとんど埋まっているみたいだ。
警備員に誘導され、空いた場所に車を止めた。


仙巌園に入るときの入場券がちょっと高かった気がする。


入口だ門(だもん)!

変質者はそこの足軽に尋問されます。
僕も変質者なので尋問されました(嘘)


仙巌園ではちょっと前にやっていた「篤姫」のロケ地ということもあって割りと有名な場所らしい。
ちょっと時間が押していたので、早歩きで園内を見た。


車輪の上に乗せたにんじん。




自称、世界一小さいみかんらしい。



木。



園内からも桜島を見ることができる。

これはこれで趣きがある。

木。




自称、パワースポット。




自称パワースポットのところから湧き出る水が一番おいしいらしく、昔は偉い人しかこの水を飲めなかった話だった気がする。



川から引いた水を右の木のくぼみに入れ続けます。

木の中が水でいっぱいになると、
右側が下がり左側が上がって杵を持ちあげて打つ形になります。

こんな感じ。



良いところ。




園内に薩摩切子の店があるということを調べており、そこで何か買おうと思っていた。
店の中を見ると長崎のべっこう屋で見たような値段のものが置かれていたりしていたが、 割りと初心者でも買えるリーズナブルなものもあった。









ちなみに格式が高いような店の時は店の人に
「店内を撮影しても大丈夫ですか?」
って全部聞いてるんだからねっ!

ここらへんが割とリーズナブル。

冷酒を飲むとためのぐい飲みで28000円くらいだった気がする。


お店の人に

「昔の人が使っていたものを再現したものってありますか?」

と聞くと、

「復刻版という形で販売しているものがそうです」

と言って、どれかを教えてくれた。

色によっても値段が変わるみたいで、
銅を溶かして作った赤よりも、
金を溶かして作った赤の方が高かったりする。
特に金で作った赤は「金赤(きんあか)」呼ぶ。

他にも二層で作っていて表面より少し削られた場所の色が違うとかあることを教えてもらった。


金を溶かして作る赤は昔ながらの製法らしいので、
再現度を重要視していたので金赤を買うことに。


これ買ったったったw

銅赤よりも透き通った赤だと思う。
切り子ってのを初めて生で見たが、
これはホントに素晴らしいと思う。

店員にコップとかも勧められたが、
昔の人に近いものに触れたいならやはり冷酒を飲むためのぐい飲み・金赤一択だった。


というか、他に20人くらいお客はいるのに誰も買わないのね。
こんないいものを見て終わりにするのに本気で驚いた。



園内には飲食店とかお土産屋さんがある。
特に仙巌園の「ぢゃんぼ餅」は有名なので食べるんぼ。



ぢゃんぼの由来。

僕のぢゃんぼもジャンボしそうです(意味深)


とろ~りしすぎだろ!

味はみたらし団子に非常に似ているでございます。
というかみたらし団子です。
餅の部分がうまいのでぢゃんぼ餅の優勝です。


園内にはさつまあげで有名な有村屋ってお店もある。

運が良く揚げた瞬間に居合わせれば、
揚げ立てを食べることができる。


自分も出来立て(電子レンジでチンという意味での出来立て)を食べることができた。運が良い!

近くのベンチでeatした。



時間が押しているので仙巌園を出て、
急いで南に向かい指宿温泉方面を目指す。



正確には長崎鼻というところに向かう。

池田湖の横の道を通ると鹿児島の雄大な自然を楽しめるということでそっちのルートで行くことに。
開聞岳は「薩摩富士」とも呼ばれていて趣きのある山。



時間が押していたので急いでいたのだが、
なんとここで大渋滞が発生。
1km進むのに1時間かかって本当にイラついた。


根本的に車の台数が多すぎなのと、
信号多すぎ。
高速道路とかの渋滞と同じみたいな感じで一向に進まない。
地元の人は新年くらい家でゆっくりしてくれよ。
地元の車に蹂躙されて観光できなくなる観光客の巻。



プラス1時間30分くらいかかって渋滞を抜けて池田湖までやってきた。大幅な遅れである。

池田湖からも開聞岳を見ることができる。
素晴らしい。


池田湖の隣にはちょっとした菜の花畑もある。




鹿児島の雄大な自然を楽しめると聞いてきたわけだが、
そんなことはなかった。

まあちょいちょい雄大さを感じる心が顔を覗かせるが、
希望的にそう思わせているのであってそんなことは無いはずである。


開聞岳って「かいもんだけ」って読むのかよ!

ずっと「かいぶんだけ」って読んでた。



鹿児島は指宿(いぶすき)とか難しいの多すぎだろ。
最初は絶対「さしやど」って読むだろ。




長崎鼻に到着すると、奥の方は車で侵入できないので
ちょっと離れた駐車場に車を停めるように警備員のおじさんに言われた。


岬の先端までは歩いていきます。

割と観光客いるなぁ。


岬には龍宮神社というとこがある。

おもしろい構造の神社だ。


龍宮でピンと来た人もいるかと思いますが、
何を隠そう浦島太郎の物語の地です。


こいつがポケモントレーナーです。

プロトーガを使ってきます。

からにこもるを積まれて3タテもありうるので気を付けるか、このポケモントレーナーと目を合わせないようにしましょう。

どうやらここらへんで野生のプロトーガをGETすることができるのでモンスターボールを用意しておきましょう。






長崎鼻からも薩摩富士を見ることができる。

夕日が物悲しさを演出する。

長崎鼻の先端には小さい灯台があり、
その先はこんな感じ。

天気が良ければ、
ここから硫黄島を見ることができるそうだ。


長崎鼻を出て、指宿温泉に向かった。

時間が押しているため、もう夜だ。
砂風呂に入る時間30分しか残されてないぞ!



施設に入るとこれでござる。

受付の人に聞いたら

「現在70人待ちとなっておりますが」








砂風呂が無理なのが確定した瞬間であった。




30分しか無いのに70人待ちとか100%無理なので諦めることに。
今回これがかなり心残りになってしまった。



レンタカーの店が閉まるギリギリに車を返し、
路面電車で有村屋じゃないさつまあげの店に行くことに。


ここです。
月揚庵です。

ここでも揚げ立てを食べることができるみたいですが、
閉店まじかに行ったので当然揚げ終えていた。

とりあえずつきあげセットみたいなのを買った。
鹿児島ではさつまあげのことを「つきあげ」と呼ぶそうだ。


近くに蒸気屋というこれまた有名な店を発見したので、
名物のかるかんを買っといた。

かるかんは仙台の「萩の月」と非常に生地が似てます。


市内の美術館前に西郷どんの石像があります。

当然メデューサにやられています。
というか、俺が欲していた鹿児島はこういう感じの男性が町中にごろごろ存在している町だったのに残念だ。


夜飯は、またホテル近くのかごっま屋台村に行った。

黒天というとこでラーメンを食べることに。
鹿児島ではかなり有名な店らしい。


外の席に座ると寒いので店員の方が毛布と湯たんぽを
提供してくれた。気遣いに思わず笑ってしまった。

スタンダードな黒点ブラックを注文。




これが黒点ブラックというラーメンと餃子。

なぜラーメンのスープが黒いかというと
「マー油」というものを使っているかららしい。
通常のトンコツラーメンとは一線を引くその独特の味は、もはや1つのラーメンのカテゴリーとして区分した方が正しいと思った。

旅行では、食べたことのないものを食べることも醍醐味だが、見事にその条件を満たしているため、旅行者にも納得の行く食べ物だと思う。


食べ終えると「ありがとう」という文字が。

うまかったです。
こちらこそありがとう。


その後、ホテルに泊まり長い1日を終えた。



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