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九州を一周・2日目(博多~佐賀~長崎)

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2012年12月30日
この日の予定は
・佐賀県の吉野ヶ里遺跡を見物する
・長崎で本物の長崎ビードロを買う。
・長崎で本場のちゃんぽんを食べる
になってます。

博多駅から吉野ヶ里公園駅まで移動。



このかわいい電車で到着した。

かわいいね、気持ちわり。



吉野ヶ里公園駅の外観。





遺跡まではちょっと距離があるのでタクシーで行く。
タクシーの運転手が観光で来た人を乗せるのは今日は2回目だと言っていた。


「さっきは福島県から来た女性2人だったけど、
          きれいやったなぁ~」
とか恍惚の表情で言われました。



あとは、吉野ヶ里遺跡はものすごいでかいから
全部見ると3時間くらいかかるよって
言われて思わず笑った。

「どんだけでかいんですか(笑)」


???「だけど、僕の○○○の方がでかいよ」


ゲートの前に到着。
ゲートのでかさがすでに園内のでかさを物語っている。




入場券を買い、入場口手前に
マスコットキャラのひめかちゃんがいます。




ちなみに吉野ヶ里遺跡については
中学の時に教科書で名前を見ただけで、
一体何がすごいとかは一切知りません。


教科書に出てる場所だから
行っておくか程度の軽い気持ちです。


園内は広いので園内バスが出ています。
確か15分おきくらいにあり、
ちょうど自分が歩いていくと
停車していたので乗りました。

バスに乗って一番奥の方まで行き、
奥の方から入口側まで戻ってくれば
1筆書きで帰ってこれるらしく、
このルートを案内係の人も推奨してました。


奥の方から見ていくことになります。
一番奥は北なんとか墳丘墓だった気がします。

歴代の王の遺体を安置するためのものです。



中はこんな感じになっていました。

柵で囲まれた中は
当時の発掘された様子のレプリカになっているようだ。



王のお墓にいっしょに入れる銅剣。
この頃の剣は権力の強さを象徴するためのものだったらしいですね。




こちらは管珠(くだたま)って名称だった気がする。
管になっているガラス(?)の装飾品に糸を通して首飾りとかにするそうで、これも権力者が身に着けていたみたいだ。





これは甕かん(かめかん)と言って、遺体をこの中に入れて埋葬するときに用いられるそうです。

こんな感じで入ってます。


銅剣と管珠もいっしょに納められているので、
この人は権力者という設定で展示されています。

割とリアルだから今にも動き出しそうで怖い。




墳丘墓を出て高床式倉庫がたくさんあるエリアに到着。




高床の足の付け根には円盤状の板が取り付けられています。
これはねずみ返しで、穀物を倉庫にいれてもネズミが入れないようにするための板です。
中学で勉強したまんまの話でした。

あとは、消防のベルもついてますので火事になったときは「強く押す」というところを思いっきり押すとベルがなります。
この2つが高床式倉庫の特徴です。
(非常ベルの方はジョークです)


高床式倉庫の隣には建物のてっぺんに飾りを用いた一番格式高い建物などがある神聖なエリアになります。




建物の飾りはこんなやつです。




この建物では、権力者たちがこんな感じで集まって稲刈りや田植えなどの時期をいつにするかを決定する重要な会議を行うために用いられたようです。

さらにこの上の階で霊力者を通して神の声を聞くための場所になっているみたいです。


こんな感じです。

巫女さんの向いている方向は墳丘墓の方を向いています。
当時の北という方角はパワーがあったり、神聖な方角として利用されていたみたいで墳丘墓を一番北に作ったのも歴代の権力者を尊ぶためだそうです。
墳丘墓の方を向くことで歴代の権力者のパワーを授かろうとしているそうです。


巫女の口から稲刈りの時期が発表されると、それを聞いたハイキングウォーキングのQ太郎が下の2階に報告して会議を終了させるそうです。

卑弥呼様っ~!



重要な建物の周りには高い塀が作られ、敷地内に水を貯めこまないように排水用のくぼみが掘られています。




北の集落でも南に位置するところは、権力者たちが住むところです。



家の中に入ると人形があったりします。

出川哲郎風に言うと「この人形リアルガチだわ」です。
目のところに光沢を入れているみたいで、本気で動き出しそうで怖いです。

リアルガチ人形その2

このままだと遺跡紹介サイトみたいになってしまうので、吉野ヶ里遺跡はここで終了にします。



あとは、南の一般人が住む村に行って、


粘土で土笛を作って
佐賀県の牛のハンバーグのごはん食べて





吉野ヶ里公園駅から長崎駅に向かい到着しました。




路面電車で長崎ビードロが売ってる店へ向かいます。

ぐちゃぐちゃ書いた「築町」で路面電車を乗り換えて、「大浦天主堂下」まで行きます。



料金は大人は一律120円です。確か。
1日乗り放題で500円の券もあるみたいです。



長崎駅から乗って、築町というところで降りるときに運転手に乗り換えの券をもらいます。

それで大浦天主堂下まで行ってその券を使って降ります。
乗り換えの券をもらわないと路面電車2回分乗ったとカウントされて2倍お金がかかるので降りるときに券をもらうのを忘れないようにしましょう。

乗り換えのある路面電車ってのは私も初めて乗ったので、人の動きをよく見ながらマネしてなんとかしました。

乗り継ぎの券の画像



大浦天主堂へ向かう坂を通過して、カステラの長崎堂という店の裏の方にガラス工房、瑠璃庵(るりあん)というところがあります。

店内は長崎ビードロを販売することをメインにしておらず、工房の中の一部分に長崎ビードロを置いている感じでした。

つまり、ほぼ長崎ビードロを作るための工房だと思って下さい。
なので、お客はいなくて店主がなんか制作途中でした。



戸を開けると店主が
「ようこそいらっしゃい。どっから来たんだね?」
と言われた。

まあ店に入って15分経過したが、長崎ビードロそっちのけで観光の情報を教えてくれてワロタw


長崎の観光名所がたくさん書かれたマップを6枚ほど頂いた。


ちゃんぽんの店も教えてもらった。
レッドランタンという店がおすすめらしい。


ここでやっとビードロの話に移った。
欧米の方では工芸品というのは一子相伝で物づくりの技術を後世に伝えていくみたいだが、日本の工芸品はその場限りのものも多く長崎ビードロについてもほとんど制作技術が伝承されてなかったらしい。

それをここの店主は情報を拾い集めて現代に蘇らせたみたいなことを言っていた。



自分「この中でもこれが一番正統派の長崎ビードロですって言える物はありますか?」
と聞くと、それは長崎チロリだと言った。


長崎チロリ

この商品の横に説明書きもあって、江戸時代から冷酒をいれるのに用いられてたみたいなことが書いてあった。

なるほどこれがあれば、長崎ビードロを持ってると言っても誇張表現にならないわけかと思いこれを購入。

値段は38,750円だった気がする。
店主も驚いた顔して「これ買うの?高いよ?」とか言ってて売る側の視点を無視した発言でおもしろかった。


その後、出島のレッドランタンにちゃんぽんを食べに行く前に両親と姪っ子に長崎のカステラを発送することにした。
瑠璃庵から10mくらいしか離れてないとこに長崎堂というカステラ屋がある。

ザラメ入りのカステラで非常に有名だ。


店内も洒落てる感じで好印象。

入って何を買うか見ていると、
カステラとお茶を試食で出してくれた。
お礼を言ってその場で食べたが、さすがうまいって感じだった。

あんまり小さいのを選んでも向こうに到着したときの見栄えが悪いのでちょっと大きめのやつを2個頼んで、両親と姪っ子に送ってあげた。


すると、お店の人が買ったら2,000円くらいするであろうサイズのカステラをサービスでつけてくれた。
いや、意味わからんけどマジでありがとうございます。
一流のカステラ屋のおもてなしの攻撃をくらわされて大満足です。



さあ出島に行って、ちゃんぽんを食べましょう。
出島って言えば、歴史でお馴染みの異国の者を隔離しておくための島のあの出島です。


現在は出島の入口は一ヵ所ではなく、どこからでも出島に行くことができるので当時の面影はほとんどありませんが、出島があった場所として存在しています。

こんな感じで出島では海沿いに飲食店がズラーッと並んでいます。




出島の前の船もイルミネーションでライトアップされています。



レッドランタンというお店。

着いてわかったが、中国料理のお店みたいだ。



店の中はめっちゃ混んでて、お酒を置いてるカウンターのところにスペースを作って席を作ってくれた。



青島ビールとちゃんぽんを頼んだ。

あおしまビール下さいって言ったら、
青島(チンタオ)ビールだった。
ちんたおで変換すると青島って出てくるよ。


長崎で本場のちゃんぽんを食べたいと前々から思っていたのでちゃんぽんを食べてるときは本当に幸せでした。
しかも、地元の人間が推奨するちゃんぽんなので間違いありません。


味は基本的なベースはリンガーハットのちゃんぽんと変わりありませんが、スープのまるやかさとコクの深みが全然違いましたし、麺のおいしさも全然違いました。

リンガーハットのちゃんぽんは途中で飽きが来てしまうのに、レッドランタンのちゃんぽんは最後まで食欲を減退させることなく食らいつくように食べることができました。
本当に素晴らしいです。



あおしまビールを飲んでちょっとほろ酔い気分でホテルに到着すると、受付の横で「夜景見学ツアー参加者募集」というのがあった。

受付の人に聞くと、1時間後にスタートするバスツアーで今からでも申込み可能とのことだったので、その場で申し込みを済ませ。1時間待ってバスに乗り込んだ。

チケット。
この写真を撮っていたら、おばちゃんの添乗員さんに

「ハートを撮ってたの?そういうのやっぱカップルで来ないとダメよ」

と言われた。
チケットに確かにライトのどれかがハートになっているって書いてあった。

自分「ハートじゃなくて、旅の記録を撮ってるんです。趣味でホームページ作ってるんでできるだけ多くの記録を撮っておくに越したことはないですから」
と言っておいた。


話を元に戻して長崎市内から稲佐山という山がどこからでも見れてそのシンボル的な山の上から夜景を見ようというものです。
徳島の眉山と同じようなシンボルの山です。

稲佐山まではロープウェイもありますが、めんどくさかったのでバスでそのまま山頂に連れて行ってもらっちゃいます。



バスの中では自分は一番前に座っていたので添乗員さんとちょいちょい話ながら山頂に向かいました。
山頂では展望台があるので、そこから長崎市内を一望することができます。
函館山の展望台にかなり造りが似てますね。



あれ?そういやちょうど1年前の同じ時期に函館山で
夜景の写真撮ってるじゃねーか!!



長崎の夜景は世界三大夜景のうちの1つらしいです。
長崎、香港、あとどっかです。
自分としては函館山の方がきれいに見えた気もするけど

ちなみに函館山の夜景の写真も「北海道を一周 」の方に掲載しているのでぜひ見てみて下さい。
見比べてもやっぱ函館山の方がきれいだと思う。



カップルと女子3人組とかで来る人は多いのに、男だけで来るグループって皆無だよね。
なんで女の子みたいに同性だけで来ないのだろう。


ちなみに去年と同じ日で函館山山頂はマイナス6.4度だったけど、こっちは3.4度と温かい。

「寒すぎて無理!」とか言う人いたけど、これで無理だったら北海道では冬の間は一歩も外に出れないと思う。

40分ほど山頂で景色を眺めてホテルで一泊した。
夜景を見に行くのは予定外の出来事であったが、旅はこういうことがあるから面白い。

九州を一周・1日目(広島~下関~博多)

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