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能登半島を一周した話・3日目

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この日は主に金沢駅周辺を散策し、午後から輪島市に向けてレンタカーで移動します。

金沢駅周辺は見所が多く、
・金沢城
・日本三庭園の1つである兼六園、
・お茶屋(お座敷遊び)で有名なひがし茶屋街
・長町にある武家屋敷跡

などが有名です。
さらに輪島に向かう途中には

・能登有料道路
・千里浜ドライブウェイ
・能登金剛

を通過して行く予定です。

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まずは兼六園から見ることに。
駅前から結構色んな路線で兼六園を寄っているみたいなので、バスで兼六園まで行きます。

バス乗り場の3番線から兼六園にバスが出てるみたいで、旅行者にもすぐわかるようになっていました。

正確には兼六園下(けんろくえんした)というバス停まで行きます。
兼六園は坂を登ってちょっと高いところにあるので、そのふもとまでバスが行きますよ、ということで下(した)という言葉がバス停についてます。


あと2週間ほどで桜が満開になるのにあわしてかどうかは知らないが、ライトアップのおもむきのある物体が置かれていた。


兼六園は園内にかなりの桜が植えてあるみたいで、満開になれば相当きれいになるみたいだ。ちょうどの時期にこれなくて残念。


入口は3か所くらいあって、金沢城に近いところのゲートからINしました。





フリーザ様「ほう、このお庭なかなかやりますね」




自身の力では内なる邪悪な力を抑えきれず、添え木をしてもらってなんとか体勢を保っている。









園内は割と川や池が多くて、マイナスイオンがたくさん出ています。
僕のプラスイオンもタジタジです。









花は桜木、池は錦。




日本最高最古の噴水だそうです。






兼六園を見た後はそのまま金沢城に行きたかったのですが、そうするとひがし茶屋街→昼飯となってしまってまずいということで先にひがし茶屋街に行くことにしました。
(自分のイメージではひがし茶屋街というのは中華街的な飲食店が立ち並ぶ通りみたいなものだと思ってました)



兼六園の目の前にあるが、君は後回しだ。



兼六園からはわりと近いので歩いていくことにしたが、いくら歩いてもたどり着かないので地図をよく見たら北に進むはずが東に延々と進んでいた。
そりゃ着かないはずだわ。


多分3kmくらい歩いていたのでヘトヘトだし、さらにタイムロスをしてはいけないということでタクシーでひがし茶屋街まで行くことに。

タクシーの運転手が

「一見さんお断りのお店が多い場所だからね」

とわけのわからないことを言い始めたと思いましたが、すぐに中華街ではないことに気付かされました。


一見さんお断りというフレーズは京都のお座敷遊び以外には聞いた事がないので、きっとお座敷遊びなんだろうなということはすぐに理解できました。

タクシーの運転手に教えてもらい、ひがし茶屋街に金沢で有名な金箔を実際に作っているところを見せてくれるお店があるということでそこにおろしてもらいました。


店にダイブすると、金箔の作品がずらりと並べられていた。
馬の置物なんかいい値段するだろうなと思っていたが、4000円くらいだったので驚いた。
そんなに高くないんだな。

もし、金箔じゃなくて本物のゴールドで作っていたら何百万は確定でするから箔という文字が付くだけで4000円になるのは素晴らしい。

商品を見ていると店員が奥の方で作業をしていくから見てけよコノヤローと言うので、奥に進む。


金箔は一度手に付くと、手の油で金箔が手に引っ付いて箔の状態を保持することができなくなる。
そこで、作業は全て竹の箸みたいなのを使って作業している。
そこの紙に置かれた正方形の大きさが通常の業務で使われるサイズだと言っていた。



これは展示品で金箔をラミネートした(フィルムで挟んだ)もの。




あまりにも薄いので光を透かして見ることができます!
これはマジですごい!



周りの人より人一倍「うぉ!すげぇ!」とか言ってたらお店のご主人らしき人が色々教えてくれた。

金箔の製作工程が展示されている。
非常に興味深い。


写真も取っても大丈夫だということでサービス精神がハンパないぜ。
工芸品作ってる人は粋な人が多いね。


通常使用するサイズの金箔の4分の1のサイズの金箔が100円で売られているので安価でお土産に最適。


お茶を出してくれたのだが、金箔が浮いてて粋。




なんかの賞をもらった金箔を張った団扇風のお皿が1個1500円で売っていたので購入することにした。

絵柄が5種類あるらしくどれにするか聞かれたが、めんどくさいので全部買うことにした。



金箔のお店を出て、ひがし茶屋街と呼ばれる一角に向かった。

こっちの方みたいだ。




途中に中田屋というどこかで聞いたことのある有名なきんつばのお店があったので適当にスタンダードなタイプだというのであんこのきんつばを買っておいた。


きんつばの店を進むとそれっぽいところに出た。

近くにいた観光ツアーみたいなのも

「ここからがひがし茶屋街と呼ばれるところです」

と言っていた。
わりと外国人観光客とかも多かったな。

プラプラ歩いていくと「志摩」という重要文化財の建物の中を見学できるということでINしてみた。

一眼レフは壁とかにカメラをぶつけて建物を損傷する可能性があるのでコンパクトデジカメしか持ち込めないとのこと。
きっと過去に損傷した事例があったのだろう。



急な階段を上がって2階に行くと、お座敷遊びをする部屋が現れた。


当時の人達は2階建ての建物を建てることは許されず、全員平屋にしか住めなかったが、お茶屋だけは客をもてなすための2階を作ることを許された、と近くの観光ツアーの人が言っていた。



観光ツアーのおじさんに叩き方を教えてもらいながら外国人観光客が芸者の太鼓を叩いてる様子が面白かったし、結構さまになっていた。

順路に従って1階に降り、奥の方で抹茶を飲めると言うことで経験はお金に変えられないということで行くことに。
だ~れも他に客がいないので真ん中座っちまえ!

上品なお菓子と抹茶が出てきたでござる。
うわぁ、抹茶の茶碗回して渡されたよ。確か3回回して飲むはずだったような。


時間を見たらかなり時間が押していて、優雅に抹茶なんか飲んでる暇ねーよ!
いっそいでひがし茶屋街を後にし、金沢城に向かった。





金沢城の場内にINしたが、時間が押しまくっているので、歴史的な背景の文面は一切見ないで、建物の構造がどうなっているのかを見るだけにして金沢城を後にした。


広島県の原爆資料記念館も簡単にスルーするくらいにしようと思っても1時間かかっていたので、今回は時間がかからないように一切の文字をスルーしておいた。




外から見たとおり、長い廊下が続く。



城を出てそのまま急いでハントンライスを食べにいきます。


ハンガリー風のトン(マグロ)ライスという意味で、ハントンライスというものが金沢でちょいちょい有名だそうです。

城を出て少し歩くと渋谷ではないけど109があったり人の数が増えたりして、いきなりちょっと都会的になってました。

渋谷以外にも存在してたのか・・・


109を過ぎて人っ子1人いない袋小路的な怪しい道を進んでいくとグリルオーツカという古びた怪しい店があります。

その怪しい店にINすると、サラリーマンからわけのわからない人までいて、ほぼ満員でびっくりしました。


店の外はものすごくさびれているのに中は大盛況です。
ハントンライスを頼みました。

登場したのは、オムライスにマグロのカツが乗っている食べ物でした。
ほぼオムライスです。
オムライスおいしいです。


オムライスを食べた後は、長町という場所の武家屋敷を見に行きます。


ここは大泉洋でおなじみの「水曜どうでしょう」というテレビ番組の絵はがきの旅という企画で放送されていた場所なのでちょっと楽しみです。

水曜どうでしょうで、右下からフレームインしているとき。


絵はがきの旅とは全国の名所の風景写真が印刷してある絵はがきを集めてBOXに入れてランダムで1枚引き、その名所に実際に行って絵はがきと同じ構図で自分たちも写真の中に入り込んで撮影しようというものです。


武家屋敷の通りに着きました。


それっぽい道になっています。


適当に歩いていくとそれらしきところを発見しました。



近くの老夫婦に頼んで同じ構図で写真を撮ってもらいました。



通りには九谷ミュウジアムという店があります。

ミュージアムってのは様々な店舗が入り組んで商品を発表しているイメージで、1つの店がそれを名乗るのはあまり良くないと思うし、工芸品を作るところでカタカナの名前は良くないと思う。
現にお店の前をスルーする人多数。

伝統工芸の店 九谷焼○○ 

とかの方が店に人が入りやすいと思う。

九谷焼き展示場所。


お店では結構安価で九谷焼きを売っているので、お土産にいいかも。
自分も皿とぐいのみを買っておいた。



この土の塀でできた街並みを歩くことが一番のお土産なんだね。そうだね、プロテインだね。




武家屋敷跡として中に入れるところがあります。
ミシュランガイド旅行編で星1つを獲得したみたいで、外国人の方もいらっしゃってました。





良いお庭(ポッ///
べ、別にあんたなんかに興味ないんだからねっ!




長町を去って、レンタカーで能登半島を一周しに行きます。
とりわけこほ日は輪島市まで行く予定で能登半島の北の方にあります。

能登有料道路にまずは行きます。

能登有料道路は海辺の近くを走る高速道路なので、車で走るととても気持ちいいです。

2013年4月1日から無料になるので時期的に惜しい時期に使ってしまいました。


千里浜ドライブウェイというところは浜辺を車で走れる面白い場所で能登有料道路を走って入ると、今原ジャンクションで降りて下さいという看板があったので、今原ジャンクションを降ります。

ゲートにいる人に聞くと今腹ジャンクションを降りて、すぐ左に行けば千里浜ドライブウェイとのことなので、左に曲がります。


ほどなくして、浜辺に出ました。
海が荒れているときはこの道は閉鎖されるみたいですがこの日は開いていたので運がよかったです。


本当に浜辺を車で走ることができます。
対馬海流が能登半島に沿って北上するときに、非常に粒子の小さい砂をこの辺に運んでくるそうです。

小さい粒子がみっちり敷き詰められて固い地盤になっているため、車で走行可能になっています。
日本でもここだけ砂浜を車で走れます。



そのまま海に突っ込んで沈没することもできます。



海にちょっと突っ込んでは浜辺側に戻るという蛇行運転を繰り返して楽しみました。


これは実際にやると想像以上に面白いのでぜひみなさんにもやってもらいたい。


約2kmくらいは浜辺を車で走ることができるのでかなり堪能できます。


千里浜ドライブウェイの後は、能登金剛という岩がすごいところに行きます。
能登金剛というのは一箇所を指すのではなく、能登半島の西側一帯のことを言います。
その中でもすごい岩をしたところが観光スポットになっているわけです。

最初に見所である厳門という岩があるところに行きます。
看板が結構出ているので厳門までは迷わないと思いますが、厳門に行く道の手前にお土産やみたいなでかい建物があってそこを通過しないといけないので、ちょっと戸惑うかもしれません。

お土産屋

この建物の先にあります。

厳門までは階段を下りていきます。


なるほど門になっている岩だ。

門モン悶々。
くまモンと同じモンの使い方です。



厳門洞窟なる通路まである。

ここを進んでいくと、地球の反対側のブラジルまで着くことができます。
たまにブラジル人がここから出てきて、日本に到着した喜びでカーニバルのダンスを踊り出すのが有名です。



フェリーで厳門を海から見ることができるが直前で船が行ってしまったので、そこらへんを適当に歩いて待つことにした。



潮が引いてて岩場の上を歩けました。千畳敷というみたいだ。青森県の津軽の方の千畳敷と同じだ。


波が岩にぶつかって2mくらい高く打ちあがっているのがすごかった。

エメラルドスプラッシュ!

もちろんこの写真を撮った直後にびしょ濡れになった。

20分くらい待ってもフェリーが来ないのでおかしいなと思っていると、どうやら今日のフェリーは終わっていたらしい。

厳門以外にも能登金剛はあるので、
次のポイントに向かう。



次のポイントに向かう途中に

「世界一長いベンチ」

という謎の看板があったので寄ってみた。


大体こういうのってなんかしょぼかったり、自称世界一だったりとかするからあまり期待しないでベンチまで歩いて行った。

到着!

本当に世界一で大笑いした。

果てしないベンチ。







次は関野鼻というところまで行きます。

コインパーキング500円とはこれまたお高い。

普通観光地のこういう場所で駐車料金なんてとらないぞ。
全国回ってきたけど天然の物を見るところで駐車料金とるところなんてどこもなかったぞ。



駐車場の荒れた感じと他に人がいない感じが恐怖を引き立てる。


50mくらい歩くとかつては観光地でにぎわっていたころの面影が見える建物につく。

その廃墟の建物の下をくぐらないといけない。
非常に気持ち悪い。
廃墟の中から誰かに見られている気がしてならない。
日も傾いてきた。


岩場の先端の方も廃墟、


鳥居があるところも廃墟、

本当に気持ち悪い。
上の写真の廃墟から誰かがこっちを見てるかどうか確認するなよ!
絶対だぞ!



他に誰もいないので、あんなことやこんなことをしてから小走りで車に戻る。
というか廃墟の影から誰かに見られてるような嫌な感じがすごいするのだが・・・。


気持ち悪いところをあとにして次はドラマの撮影場所にもなったヤセの断壁という場所に行ってみた。

どうやら先端が地震で崩落したみたいで昔ほど先端が延びてないみたいだ。

さあさあ、日も傾いてきたので輪島市に行きましょう。


車を輪島市に走らせているといよいよ夕日がきれいになってきた。
途中に「サンセットなんちゃら公園」みたいな夕日を見るための公園みたいな場所があったので、そこらへんで夕日の写真を撮っていくことにした。


太陽がんばれ!君はもっと赤くなることができる!
なんでそこで諦めるんだよ!
富士山だってがんばっ(以下、松岡修三)

赤い!

これが夕日の限界だ。
どうしてそこで諦めるん(以下、松岡修三)



輪島市に着いたのは17時ごろ。
ホテルに荷物を置いて、歩きで夜飯を食べに行きます。


ホテルの人に

「輪島市の得意技はなんですか」

と聞いたところ

「特にないけど海産物はもちろんいいですよ」

って言っていた。


なので、寿司を食べに行くことにした。
観光客を意識した通りの中にすし屋が4件くらいあったが、寒かったので一番近い店でいいやってことで美樹寿司というところに行った。

観光客向けにこのようなトラップ(罠)が仕掛けられていて一発でわかるようになっている。





店に入ってカウンターに座り、並みのにぎり(一式)を頼んだ。

メニューは英語でも書かれていて外国人観光客も結構多いとご主人は言っていた。

寿司ってこんなうまかったっけ?
回転寿司の行きすぎか。

地元の客っぽい人達が結構入ってきてわけのわからない注文の仕方をしているなと思った。


というか、メニューに書いてないものを頼んでた。
雰囲気的にはメニューは初心者用で、言えば寿司じゃなくて刺身にもできるし、寿司も単品で頼むこともできるみたいだ。


あと魚の姿揚げみたいなのを宴会の客に出していたので、あれはメニューにあるやつですか、と聞いたら宴会専用のやつだからメニューにはないよと言っていた。

宴会専用なので、事前に予約してないと用意できないらしいのだが、余分に1個多めに用意があったみたいでそれを特別に分けて頂けることに。粋だなぁ。

どうやらメバルの姿揚げみたいだ。
メバルは青森にいるときに海辺で釣ったやつをから揚げにしてうまかったので嬉しい。

というか姿揚げで出されても食べ方わからない(笑)
最初は身を食べるようにしていたが、めんどくさくなったので全部食べることにした。
丸々揚げているということは丸々食べることができるということだろう。
頭からかぶりつくとなるほど、これはやっぱり全部食べられるみたいだと確信した。
うまい。内臓も取り除かれているみたいで完全に丸々食べるように設定されていたみたいだ。

最後に上にぎり盛り合わせを頼んでごちそう様をした。

軍艦巻きの海苔が本当にうまかった。
寿司職人の腕の違いもそうだが、
素材の違いでこんなにも違うということを痛感した。


この辺はバーやキャバクラの飲み屋が多く、
そういうところには恒例のタクシーの列が待機しているでござる。

青森のむつ市で見たことあるような光景だ。



では!就寝!



能登半島を一周した話・1日目

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