長距離移動時のポイント

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東海道本線は地図上で線路だけ見ますと、
東京から大阪まで1本です。

しかし、注意してほしいのは
東京から発車した電車に9時間乗り続けて
そのまま大阪にたどり着くわけではありません。

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途中で何回か電車の乗り継ぎがあります。

1回目の乗り継ぎが熱海であります。
熱海で降りて島田行きの電車にのります。

2回目の乗り継ぎが・・・

というように大阪に行くまでに6回乗り継ぎがある。

基本的にイスに座ったら降りるとき最後尾になるので、
次の電車ではイスに座れないと思ってください。

図で説明すると、

イスに座れなかったＡとＢは扉に近く、
乗り継ぎの時に座っているＣとＤとＥは
先にいるＡとＢが邪魔でなかなか降りられず、
次に乗り継ぐ電車で座れなくなる可能性があります。

このときは遅かったＥが座れなくなってしまいました。

図では5人ですが、
実際はほぼ乗客で満員の電車に乗ります。

座っている人は扉の前にいる圧倒的な人達が降りないと降りられないので次の電車はほぼ座れないと思っていいでしょう。

そこで、「どの電車に座りたいか？」を考えましょう。
もちろん長距離移動の電車には座りたいですよね？
そこで、上の大阪行きの電車のやつを見てみます。

熱海～静岡と豊橋～大垣が1時間30分。
逆に浜松～豊橋は30分。

おわかりの通り、1時間30分の区間で座って30分の区間は扉の近くをキープしましょう。

どちらの扉が開くかわからないと思いますので
両扉の真ん中らへんに立ってれば、
どちらにも対応できます。

これを何も知らないで逆にすると、
3時間立って30分座るという
地獄になってしまうので注意して下さい。

つまり、こういうことさ。

あともうひとつ注意して欲しいのは、
Ａさんではなく、Ｂさんの立ち回りをしてください。

Ａさんは乗り継ぎ先の電車で
奥の方に座ってしまいました。

Ｂさんは比較的扉に近い位置に座っています。
Ｂさんはうまく行けば降りやすい位置にいるので、
次の乗り継ぎでも座れる可能性があります。

一番注意してほしいのはもし立つことになったら
車両の奥の方に進まないことです。

車両の奥に進んでしまうと、
次の乗り継ぎの時も降りるのが最後になってしまい、
また座れなくなります。

なので、電車の位置取りには
十分に注意して気をつけて下さい。

実際に熱海駅で電車を乗り換える乗客達の写真

ホームの左側にいる人達は乗り継ぎ先の電車で
座りたいからダッシュしている人達。

実際に品川駅から京都駅まで電車に乗った様子を
「京都の年越し旅」に書きました。

乗り継いで行く感じがイメージできるようになると思うので見てみて下さい。

あと夏場は人の体温で車内温度も相当高いです。
とても暑いので水分補給できる状態にしといて下さい。

熱中症にもなりうる温度なので注意して下さい。
ご安全に！

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