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俗物3日目(熊野本宮等)

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「熊野三山」と呼ばれる、最終的に参拝の目的となる3つの神社のうち、熊野本宮大社と熊野速玉大社に行った。

この日の目的は
・熊野古道の中道を歩く
・熊野本宮大社に行く
・湯の峰温泉に行く
・熊野速玉大社に行く
です。


この日の日程は全て熊野古道関連で埋め尽くされたまさに旅の目的を丸々体験する日です。



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はい、ホテルのバイキング朝ごはん。

スパゲッティが溢れでてしまった。




まずは新宮駅の駅前から出てるバスで熊野本宮大社まで行きます。



バスで大体1時間30分程度移動すると、熊野本宮大社につきます。

バス代は片道1540円で往復割引など存在しないので往復で3080円します。
ピ、ピエ~!!



一般の人は熊野本宮大社に行くのが目的なので、新宮駅前からのバスは熊野本宮大社が終点です。

熊野本宮大社の入口よ。



しかし熊野古道を歩きたい人はさらに熊野本宮大社前から龍神バスという別の会社のバスに乗り継いで発心門王子という場所まで行きます。

後ろのバスがJR新宮駅から乗ってきたバスで、本宮に行く人は降りて本宮に行きますが、熊野古道を歩きたい人はさらにこの手前の龍神バスに乗り換えて発心門王子を目指します。


地図でいうとこんな感じです。

発心門王子に行き、そこから熊野本宮大社に歩いて帰ります。


熊野古道の中辺地(なかへち)と呼ばれる経路の終着点らへんに発心門王子という場所があって、そこから聖域みたいなのが始まって、熊野本宮大社につきます。



つまり、熊野古道の中辺地を全部歩こうとすると50km以上の険しい道のりになるので、聖域に入ってからの熊野本宮大社までの7kmの道のりを昔の人と同じように歩くというおいしいとこ取りをするわけです。




で、はい、発心門王子です。

熊野本宮大社からバスで30分くらいでつく。


この鳥居が発心門王子かはわかりませんが、ここから熊野本宮大社の聖域が開始しているということになる。

あとは、さっきいた熊野本宮大社の位置まで歩いて戻るだけだ。



看板が誘導しているので迷わないかもね。

マップに書いてある予測の歩行時間は2時間30分が目安になっていましたが、自分の計画では2時間で歩かないと熊野本宮大社内30分間観光することができないので、急がないといけません。


乗ってきたバスはUターンして僕らを置いて行ってしまった。

ここからが本当の地獄の始まりだ。



他の観光客たちが発心門王子でうろうろしているのを横目に1人でグングン熊野本宮大社を目指して移動を開始しました。

ただの道ですが、熊野古道の中辺路と呼ばれる道の一部みたい。
今はもう舗装されて利用されている部分もあるということなのね。



それにしても気持ちの良い場所だ。



少し歩くと2日目のように山っぽくなってきた。




出た、また木の棒。

しかし、今回は終着点になりそうな数値が書いておらず、謎の64という数値が書かれているだけ。



これでは熊野本宮大社が
100の地点かもしれないし、
200の地点かもしれないし、
我々がその気になれば数字は10万20万、
あとということも可能だろうということ・・・!





とはいえ、最初の通過ポイントである水呑王子(みずのみおうじ)という場所についた。




場所で言うと、その地図の真ん中らへんですかね。



水のみ王子の近くには廃墟とたくさんの人が座れる場所があるんだよ。

近くにいたガイドの話によると、ここは山道を歩いていけない小学3年生以下の子供が勉強する学校の分校だったそうだ。



分校。

小奇麗なのでなんか今でも別の用途でちょいちょい使用されているのでは?



前に居るのがガイド付きの集団です。

なんか説明しているので抜き去ります。



分校を抜けてからはこういう感じの道が続くなあ。





とりあえず山を抜けてまた舗装された道路に出るみたいだ。



森を抜けると遠くまで連なる山々が見えて壮大さを感じるよ。

いいところだなぁ。

こんなところでのどかに暮らすこともできるのに、都市に出て満員電車に乗って職場と自宅を行き来するだけの人生が全てだとほとんどの人は思っている。



良い場所だなぁ。

ジャパニーズドリームだなぁ。



なんかお店あるな。

1時間くらい歩いてたから時間無いけど寄ってみるか。
あとのことは知らん。



かき氷(イチゴ)を食べていくことにしました。

夏を感じるなぁ。
今年の夏は、良い夏だなぁ。



さらに少し歩くと、2個目のお店が。





しかもこっちは、伏拝王子という通過ポイントにあるお店なので、こっちの方が公式感が出てしまっている。




場所で言うと、その地図のそこです。

そこだよ、そこ。



こっちの方が店としてしっかりしてるな。

まあ、2連続休憩する時間も無いので通過!



伏拝王子「こっちの方に進んで、また森の中に入って行くみたいです」




またこういう森の中を進みます。




変なつり橋みたいなところに出ました。

なんとか茶屋という跡地らしく、ここも通過ポイントです。






木の棒「73」




それにしてもずっとこういう風景の道を7kmくらい歩いているんだが。

変わり映えがしないなぁ。



お、森を抜けたぞ。

おっさんも看板見てるしゴールは近いだろ。


この階段を降りてくみたいだ。




町の中を歩くが、ちゃんと左側に「熊野古道」の看板があるので間違ってないだろう。




ああ、ありましたありました。

あれが熊野本宮大社の鳥居っぽいです。



どうやら裏手みたいだな。




やっぱ裏手の方でした。

表の方にまわってみましょう。



バーン!なんやここ。




なんかサッカーボール置いてあるし、
熊野本宮のサッカー部の部室だったか。




そしてこっち側が本丸らしいので落城させに行きます。




この黒い菊門の扉の先は撮影禁止っぽいので写真は無いです。

ただ、6個くらいお参りするところがあったので、その全てで女子力アップをお願いしておきました。


今回の旅は青春R18禁きっぷ女子力アップの旅なので、当然です。



この勝守(かちまもり)は赤と金と青が売っているのだが、その種別の違いだけ英語で説明が書いてない。

近くにいた外国人に
「このお守りは勝利に関するお守りということはわかったが、色の違いで何があるんだ?」と英語で聞かれたので、ちょっとした英語と身ぶり手ぶりで教えておいた。


むしろ1ヵ月前に行った富士山でも外国人と話す機会があったので、もっと英語で話せるようにならないといけないなと思った。



滞在時間は30分しかないので、急いでくだります。

朝に着いたバス停のところまで行って、13時05分発の湯の峰温泉行のバスに乗らないと計画が失敗します。



あの鳥居がきっと朝にバスから見た正面ゲートの鳥居です。

旗多すぎぃ!ひぎぃぃぃ!!




正面出口まで出ると、日本一の鳥居まで徒歩5分とあるので残り10分しかないが行きます。

予定では時間が無くていけないと思っていたのだが、案外近くにあるのでいけそうだな。


バス停の横のこの道をいくそうだ。

徒歩5分なので、小走りで3分×2
往復6分で、残り4分でバス停に着けばいけるな。



バーン!遠目に日本一の鳥居が見えます。

ここで引き返そうと思いましたが、それでは本当の意味でそこの鳥居を観光したということにならないのでふもとにいくことにしました。



はい、ふもと。




はい、真下。




はい、人との比較。

ここまでやれば十分だろ。戻るぞ!



バス停らしきところに着いたが、どこで待っていればいいかわからないので、残り3分でどうにかしないといけない。




まあ、本数が少ないバスなので、ここに今人が集まっているってことはまあここでしょうね。





真ん中の人が高校時代からの友達のゴモラという人がいるんだけど、その友達に瓜2つでびっくりした。

むしろゴモラ本人なので、今度会った時にこの写真見せよう。


湯の峰温泉は510円で行ったよ。





ここが湯の峰温泉です。

ここの温泉の「つぼ湯」というのが世界遺産の一部に登録されているようなので入っていきたいが、30分待ち単位で何人か待っていたら入れないのであまり期待はしていない。



「つぼ湯120分待ち」

でしょうね!
つまり、30分×4組で120分待ちということか。
2時間も待つわけないので、通常の温泉に入ることにします。



ちなみにここの温泉の滞在時間は1時間だけです。
その後、14時20分のバスでJR新宮駅付近まで戻って熊野速玉大社に向かいます。


速玉玉に行くには14時20分のバスに乗らないとダメです。
それ以降のバスに乗ると時間的に17時以降になって閉店ガラガラをされるので、17時前に行くには14時20分のバスが最終なのです。


温泉から出た後は、温泉卵を作る施設があるので、温泉卵を作ってみます。




お店で卵がネットで売っているな。

2個100円のものを購入。



このタマタマをあそこにもっていきます。

あそこはあそこですよ。



はい、あそこです。

この枠の中だけ熱湯が出てるみたいです。



木枠のふちに釘がさしてあるので、そこにネットの持ち手の紐部分をかけて湯に浸けます。




出来上がるまで6分くらいのようなので、適当に周囲の写真を撮って待つ。





この橋の下もずっと歩いていける構造のようだ。

そこに流れているのは川ではなく、温泉です。
さわると「あつっ!」と言えちゃうくらい割と熱い。



なんか芋をゆでてる人もいるな。

間違いなくプロによる犯行。



は~い、出来上がりました。

ここでゆっくり食べている暇はないので、いつか食べます。

しかし、我々がその気になれば、10年20年後ということも・・・(以下略)



そして、14時20分のバスが来ました。

これに乗り遅れると速玉玉にいけなくなるので緊張しながらバスに乗ります。




JR新宮駅に結構近い「権現前(ごんげんまえ)」というバス停で降ります。




バスを降りて適当に看板に従って歩いていくと着きます。




はい、境内です。

これが熊野三山と呼ばれるうちの1つ、
熊野速玉大社だ。
いや、熊野速玉玉大社だ。



チュンリー「全体像よ!」

構造的に、熊野本宮大社と全く同じですね。
こっちは写真撮影禁止ではなかったです。



左のデカいところから右に順々にお参りしていくか。

もちろん、熊野三山では全て一貫して女子力アップをお願いします。
他は色々変更があってもいいと思うけど、そこだけはブレちゃダメだよね。



どうやらこの日はあと2時間後くらいにここらへんで花火大会(8000発くらい)が行われるようです。

そこの白い服を着た人間が花火大会の会場に近いここの駐車場に停めに来ないようにクズ共を追い払う役割をしています。


案の定、クズが次から次へと集まってきて追い返されるので、そこの白い服を着た人は良い仕事してますね。



2時間待ってれば徒歩の自分は花火大会を見れるのだが、終電が21時20分なので、それに乗り遅れると旅の計画が台無しになるので安全を取って見ないことにした。

あの2車両の電車にものすごい人が押しかけて乗れませんでしたとかなったら洒落にならない。

商店街を歩いてJR新宮駅に帰ります。



着物を着た女子中学生らしき人達が祭りの会場に向かいまくっていました。

彼女らの中のいくらかはこの夏、恋をするんだ。
絶対そうなんだ。
俺もほろ苦い恋したいな。


ナレーター「説明しよう、ほろ苦い恋とは恋に失敗した恋のことをいうのであるから、この男の言っていることは意味が不明なのだ」



ナレーター「そしてこの男は新宮駅に着いたのである」

時刻は16時25分。



ナレーター
「この電車で男はJR紀伊勝浦駅までいくのだ」





電車が海岸線を通るので、結構な乗客が海の方を眺めてるね。





電車から撮った写真。

果てしないなぁ。



はい、JR紀伊勝浦駅に着きました。

今日はこの地で一泊です。
そして、明日の朝にこの駅前で熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)行きのバスに乗る予定です。



ホテルに行って、受付の人に聞くと地元から昔からやってる寿司屋ということで「いろは寿司」という店を教えてもらったので、そこで夕食を食べることにした。



はい、いろは寿司。

ナレーター「この男、のれんをくぐったのである」



はい、店内。

こじんまりとした場所です。
地元の人の貯まり場って感じで別の土地から来たものは肩身が狭くて居心地はよくなかったです。

現に自分以外全員地元の方で、板前のおじさんとローカルなトークをするし。




上寿司とビールとさんま寿司とイルカ寿司を頼んだ。

これは上寿司とビール。



さんま寿司とイルカ寿司。

さんま寿司はこれで3回目ですが、
道の駅で食べたものがおいしかったのか、JR熊野市駅の前の店で食べたものがおいしくなかったのかわからなかったので、もう1回食べることにしました。


結果、ここも米粒300粒以上の上にさんまを置いただけで、薬味を間に挟むとかなく、パンチが利いてませんでした。


そして、イルカは食べたことが無かったので、初めて食べてみましたが、全く味がわかりませんでした。
くにゃくにゃしているなって感じでした。
肉が黒いのが衝撃的でした。

結論としてはイルカは二度と食べたくないです。

そういえば、ここ紀伊勝浦もクジラ漁が盛んだそうです。

3ヵ月前に千葉を一周した時に和田浦というところでクジラ漁が盛んだったのですが、全国でもあまりクジラを取るところは無いので、近い期間に2回もクジラに接するとは偶然だなと思った。


ホテルへの帰り道。
漁港がきれいでした。

夜の海もいいなぁ。


ナレーター
「そして、男はこの日は寝たのである」


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