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俗物2日目(馬越峠等)
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熊野古道を知れ、俗物
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三重県の津を出発して、熊野古道の一部である馬越峠(まごしとうげ)とその周辺の地域をまわった。
この日の目的
・馬越峠(熊野古道の一部)を歩く。
・花の岩屋神社みたいなところに行く。
・鬼が城というところに行く。
大体パワースポットと呼ばれている熊野古道の目的地は以下の地図のようになっています。
特に熊野○○大社は3つあわせて「熊野三山」と呼ばれるパワースポットで、この神社に向かうための整備された道を熊野古道と言います。
花の窟神社はイザナミという神様をまつっている神社で熊野古道上に存在するパワースポットなので、一般的にここも寄りますが、本来の目的は熊野三山だけです。
熊野古道は三重県の伊勢神宮あたりからずっと続いているので、全ての熊野古道を歩こうとすると100km以上の道のりとなるため、不可能です。
そこで、熊野古道の歴史を感じられる重要な一部の道を歩くのが一般的な旅行の仕方になっています。
江戸時代くらいから多くの人は熊野古道を歩いて、熊野三山を目指していたのでそれを今の私たちも追体験することができます。
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何はともあれ、馬越峠(まごしとうげ)という場所が熊野古道の中でも石畳が現存している良い場所だと言うところでそこを歩くのが主流みたいです。
私の場合は、相賀駅というところで降りて、馬越峠を抜けて尾鷲(おわせ)駅というところに行く予定です。
とりあえず津から移動しますわ。
紀伊半島の場合、電車に乗り遅れると大体2時間待ちくらいになるので絶対に乗り遅れることができないよ。
そして、これが相賀駅まで行くための電車だ。
はい、2時間半後到着。
電車内ではスマホゲームや、色々な妄想をしてなんとかやりすごしました。
これが相賀駅全容です。
無人駅なので、ワンマン電車を降りる時に車掌に
「青春R18禁きっぷです、フヒヒヒ」と言って降りた。
駅を出てまっすぐ行くと崖みたいなところのT字の交差点につくので、「←熊野39km」の方に進む。
途中でなんか座ってるおばあさんに着ていたコカコーラのTシャツを褒められた。
意味がわからないのは言うまでもない。
歩いて行くとデカい橋にぶつかった。
普段の生活では家と仕事場を往復するだけの嗚咽して泣きわめきたいくらいむなしい生き方なので、この風景を見ただけで幸せを感じれるのだ。
だって、地球の面積で言ったらまだ99%も知らない世界があって一生かけても見きれないのに同じ場所の往復で何してんだとみなさん思いませんか?
さらに歩いて行くとごんべ街道みたいなところがある。
豆まきゴンベみたいなのがこの地域で有名みたいだが、そんな昔話とかあったかな?
アニメ日本昔話は一般の人よりよく見ていて結構色んな話を知っていると思うが、これは知らない。
ちなみにアニメ日本昔話で一番好きな話は「墓場の犬」というホラー交じりの話。
ゴンベ街道を過ぎると、道の駅海山(みやま)が見えます。
ここの駐車場に停車可能なので、ここに車を停めて馬越峠に行く人も結構います。
はい、道の駅。
はい、中。
このさんま寿司っての気になるな。
有名なのか?買ってみるか。
店員のおばさんに聞くと、
「いつもこの時間帯に納品されるんだけど、もうちょっと待てば来るわよ」
というので待った。
10分待った結果、4個納品されたので1個購入し、道の駅内の机で食べることにした。
食べるところ。左手部分にも飲食を提供する店がある。
バーン!これがさんま寿司だ。
朝ごはんを食べていなかったので、これくらいの軽食でちょうどいい感じだな。
パクパクモグモグ
うまい!
しその葉とわさびがさんまの味を引き立ててうまい!
めっちゃうまい!
近くの寿司屋が納品しているみたいだ。
現にこれ買う時、寿司屋のおじちゃんに「ありがとうな」って言われたし。
さ、熊野古道の馬越峠というところに向かうか。
ありました。
目の前に5台くらい駐車できるスペースもあるわ。
この馬越峠ってのは、熊野古道の中でも石畳が現存している歴史を感じることができる街道だそうだ。
現にいきなり石畳が出てきてるし。
道の駅から歩いてこんな感じで入口まで来たよ。
ハンターの人が山の中でバトルするみたいですね。
ハンター試験を合格した念能力者じゃないと、ハンターの世界で生き残るのは難しい。
そして、これ!
こういうのを熊野古道に求めていたので本当に大正解な場所でした。
石畳かつ、山の中の街道で素晴らしい!
夏を感じて歩いててすごい気持ちよかった。
こういう旅をすることを仕事に出来たらどれだけいいかと最近よく思う。
ミステリーハンターになって、世界各地に行きたい。
800年も前の人間も同じ道を歩いていると思うとすげえなと思う。
すげえな石畳と思う。
当時の石畳を敷設した人の労力が向こう800年間の人達に役立っているなんて、正しい力の使い方だし、正しい生き方だと思う。
最初のポイントの夜泣き地蔵まできました。
要約すると、赤ちゃんが泣かないように祈る地蔵です。
今でも哺乳瓶をそなえていく人がいるみたいです。
川の清流が気持ちいいです。
地元の人らしき少年が川で顔を洗っていたので、私も汗だくだったので川で顔を洗ってみるとひんやりしててすごい気持ちよかったです。
さらに歩きますと、山盛りの石みたいな「塚」が出てきます。
看板の説明によると、大体1里(4km)ごとにこの塚を置くことで昔の人は大体どれくらい歩いたかを確認していたと書いてありました。
それにしてもこの謎のナンバリングされた木の棒がたまに道に出てくるが、どういうことだろう。
木の生態調査も行われているようです。
2016年3月で幹の外周が2.85mと書いてありますね。
根!
こういう細い道もありますが、雰囲気があってよかとばいですね。
この木は歩いていくと数値が増えるので、多分全行程のどこまで歩いたかの目安ですね。
12 / 22なので、おおむね馬越峠を半分すぎたくらいでしょう。
途中の分岐路まできました。
時間がある人は天狗倉山に寄り道していくコースになりますが、自分は時間が無いので尾鷲市のJR尾鷲駅に向かわないといけません。
12時ぴったりの電車に乗り遅れると次の電車が2時間後なので絶対に乗り遅れることは許されないのです。
乗り遅れると旅の計画が台無しになってしまいます。
分岐路には有名な石碑があるようです。
私はその存在を知らないでここに来ましたが、周りの人達が有名だとかそういう話をしていました。
石には多分、多分ですけど下ネタが書かれています。
これは僕の直観です。
多分合ってます。
下ネタが書かれた石碑の右側を進むと天狗倉山の山頂方面への道になります。
時間が無かったのだが、急いでいけば行けるかもなと思い、賭けに出て登ることにしました。
他の人10人くらいいたけど全員登ってたし。
女子力をアップしにきた女子とおババアさんの集団といっしょに登っていきます。
この天狗倉山の登りはマップに書いてあった通り、結構きつかったですね。
傾斜とかで言えば1ヵ月前に登った富士山の登りよりもきつかったです。
ただし、富士山と違って呼吸がとても楽なのでやはり富士山の方がきついですけど。
山頂に着きました。
この風景を見てよ、気持ちいい~!
一番下の平地からここまで上がってきたのでどれだけしんどいかわかりますか?地球人達。
どういう場所かをわかりやすくするために、隣に座っていた宇宙人の人も一緒に撮影。
まさに崖っぽいところから街を見下ろせます。
なんかパワースポットに来て女子力あがった気がする。
なんか意識しないでアヒル口っぽくなってきてるし。
めっちゃ汗をかいてるけど、これがもしかわいい子で、「やば~い、めっちゃあつ~い」とか言って両手を動かして顔をあおいでたら女子力高いでしょ。
そういうことだ。
でもまだ女子力自分は低いんで
「これだけの汗なら、なんか再利用して地球にやさしいECOな人間になれないかな。諦めるのはまだ早いぞ」
という発言になってしまいます。
そういうことだ。
さらに山頂には巨石があって、そこをはしごで登っていくことが出来ます。
巨石の上からだと360度見渡せます。
さ、残り時間50分しかありません。
急いで降ります。
急いで降りて12時発の電車に乗るためにJR尾鷲駅を目指します。
くだりにあったなんかの地蔵。
地蔵の地蔵かな。
この木を見て、時間配分を考えて降りた。
JR尾鷲駅はこの山を馬越峠を越えればすぐの場所にあるので、20 / 22で20分前なら余裕でJR尾鷲駅に着くな。
反対側の登り口のところまで来ました。
なので、この公園を抜ければすぐのところにJR尾鷲駅があるはずです。
テクテク。
テクテク。
え!?ていうか下界の町が遠目に見えてるってことは、こんな高い土地の場所に駅なんてないよね!?
ヤバいと思ったのでグーグルマップで調べると、現在地から2kmくらい離れたところに駅があった。
残り時間15分だった。
「これ徒歩で普通に歩いたら30分かかるような距離で俺の経験上、ぜ~ったい間に合わない」
詰んだと思いながらも諦めるのは嫌なのでとりあえず重い荷物を揺らしながら走りはじめました。
街の中を走ります。
尾鷲神社の前を通過。
奥のデカい木が樹齢何百年とかで有名な神社ですが、ゆっくり見ている時間は一切ありません。
むしろ、走りながらこうやって写真に収まったことが奇跡です。
そして、息を切らし、汗を滝のように流しながら駅付近まで来ました。
一番奥に見えるのが駅です。
この時点で11時59分だったので目の前で電車が行ってしまうと思った。
クソ~間に合え!
ホームに駆け込むとと同時に電車が来ました。
間に合った~!
息を切らしながら汗だくで電車の中に入ったので他の人に迷惑かけたなぁ。
迷惑をかけてしまった近くの人達と電車の中の様子。
こういう電車が紀伊半島の南側を走っています。
都市の電車と比べると車内の広告が全くほとんど無い。
くまのしに到着です。
この駅から花の窟神社と鬼ヶ城というところを目指します。
地図でいうとこんな位置関係。
鬼ヶ城はともかく、花の窟神社はパワースポットで有名な場所ですので熊野古道観光で外せないスポットです。
はい、駅前。
道がよくわからんので適当にうろつきながら考えるか。
その前にこの駅前の古臭い謎の店でなんか食っていくか。
さんま寿司は和歌山の名物だと道の駅で知ったけど、めはり寿司というものもそうみたいなので食べてみよう。
店の中バーン!
なんか昔の喫茶店みたいなイスで嫌だな。
救いはさんま寿司を奥で年季の入ったおじいちゃんが作っていること。
はい、それらです。
さんま寿司の方は自分で作ってて我慢できなくなったおじいさんがいくらかつまみ食いの食べ残しが出てきたので残り3個です(嘘)
道の駅で食べたさんま寿司の方がおいしかったな。
こっちのさんま寿司は薬味がなく、さんまを酢で〆ただけのものなので味にパンチがなくぼんやりした味だと思った。
めはり寿司の中身はこうなっています。
米の粒が500粒以上入っているだけみたいですね。
食べた感想は
「オホホホ、おいしくないですね~」
です。
味の的確な表現をしないといけないと思ってよく味わって食べたのだが、なんと表現していいかわからない味だった。
ただ「変な味の葉っぱ食ってるなぁ~」
という印象が強かった。
とはいえ、甲子園で球児ががんばっている姿を肴に無事完食。
稲荷の神、ごちそうさまでした!
観光案内所に行って話を聞くと、この道をまっすぐいけば良い感じになるとのこと。
なんか対岸に人が多めの場所についたぞ。
獅子岩という観光ポイントだった。
これがライオンの顔に似ているということだ。
魔女岩でもいいと思う。
ワシ鼻の頭巾をかぶった魔女にも見える。
魔女岩を抜けて海岸沿いを歩いて行くと花の窟神社があります。
それにしても海が気持ちいいな。
この海と空は自分だけの物さ!
気持ちいい!
結構歩くと花の窟神社につきました。
ここが女子力アップのパワースポットです。
サイコロを2つ持った人「入ります」
木々の中を進んでいきます。
夏にこれは気持ちいい!
ここが一番神聖な場所です。
真ん中の構造物はイザナミがまつってある場所です。
そして、この神社最大の特徴は崖からしめ縄みたいなのを神社とつないで張った状態にしています。
しかし写真の通り、なんか風かなんかで絡まっているようにしか見えない部分とかあって適当感があった。
神社を出ると反対側に茶の町広場みたいなところがあるので行ってみた。
古代米という米で作ったみたらし団子とサイダーで休憩なんや!
こういう場所でした。
お縄茶屋でした。
お縄はもちろん「逮捕」の意味です。
本当はお綱でした。閉店ガラガラ。
バスとかそんなもん無いので、また歩いて帰ります。
やっぱ暑い日差しで汗を書いたらアクエリアスだね。
気持ちいい~!
駅前の鬼が城行きのバスの時刻を見ると14時17分だったので、駅前に着いた時に5分くらい経過していたのでやべえなと思った。
バスが来るのが丸々1時間後になってしまった。
と思ったら、目の前に来てたバスが鬼が城に行けるバスだった。
やったぜ!
時間通りに走れないバス最高!
気持ちいい~!
バスの広告の右の女の子に興奮して気持ちよくなりました。
気持ちいい~!
鬼が城のバス停を降りました。
なんかこの道を行けばいいみたいです。
なんかあそこらへんに建造物があるけど、あそこらへんが鬼が城なんだろうな。
ちなみに鬼が城とは、何かを知らないのでとりあえず向かっている状態です。
さっきの遠目に見えた建造物に着きました。
鬼が城センターです。
なにこれ。
すげえ、全体の2割くらいしか観光できねえ。
気持ちいい~!
海岸沿いの階段を降りるとこういう場所に出て、こっからが鬼が城だそうです。
よさげな雰囲気が出てますね。。
なにこれ。
これが鬼の顔ですか、そうですか。
このカイジもびっくりのアゴを持つ鬼の下を通過するみたいです。
※カイジ参考画像。
彼はコンビニのアルバイトでルームランナーの上を延々と走り続けるような一歩も前に進めない生活に嫌気がさしていた。
ひょんなことから命を賭けて大金を掴むギャンブルの世界に身を投じることになった男です。
トンネルを抜けた先がすごいことになったぞ!
なにこの浸食されて穴ぼこになった岩。
気持ちいい~!
鬼が城はここまでしか進めませんでした。
先の方を見るとここからが本番みたいな道のりがあって、ここまでしか行けないのが悔やまれます。
気持ちいい~!
その後、鬼が城からバスで熊野市駅に戻り、熊野市駅から電車に乗って新宮駅まで来ました。
明日行こうと思ってる速玉と本宮と湯の峰が書かれています。
気持ちいい~!
これが新宮駅です。
なんか徐福(じょふく)公園というところに寄ってからホテルに戻って寝た。
多分徐福って言葉に反応するの俺くらいだと思う。
そうです、あの不老不死を求めた徐福のことです。
ホテルに戻ってホテルに同化している居酒屋でごはんを食べてビールを飲んで気持ちよくなりました。
この日は気持ちよくなりすぎでしたね。
さすが青春R18禁きっぷ女子力アップの旅です。
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