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2日目(富士山頂~お鉢巡り~下山)

青春18きっぷの旅行旅行記旅行記(時系列順)急に富士山に登れ!>2日目(富士山頂~お鉢巡り~下山)


2日目は御来光を見てから富士山の火口のふちをぐるっと一周する「お鉢巡り」をしてから下山するぞ。



前日のお話のおさらい
かわいい子に160万満点をつけたり3回くらい騙されたり息を切らしたりしながら山頂に到着し、朝4時30分の御来光(朝日)の5分前までになったのである。



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ムムム、夜が明けてきたんです。クゥ~。

みんな朝日の方向を見るんだす。





そして、これがその時の状況です。

雲が山の裾のから引いて富士山を囲んで輪っか状になっていますが、朝日の方向は厚い雲で覆われている。



10分後。

厚い雲が無くなりそうもない。



さらに10分後。
光がうっすら見えています。

しかし、これでは本来の御来光の2%くらいしか能力を発揮できていないでしょう。
これは御来光(朝日)のうちに入らないぞ!



さらに明るくなって隣にいた人達は完全に消え失せました。

多分彼らは魔界からの招かれざる客、太陽の光で浄化されて消えたのでしょう。



右の方も消えました。

しかし、そこの左にいる人は自分と同じく人間だったらしく、ご来光の写真を撮るだけが目的だったので、一緒に話ながら粘った。



そして粘った結果、一番良かった写真がこれ。

う~ん、これがこの日の限界。
これは御来光とは呼べないな。
あとはだんだん天候が悪くなる一方だったので、隣にいたおじさんに

「う~ん、これは粘ったけどもうダメっぽいですね~。山小屋でとりあえずなんか食べてきてそれでダメだったら私は諦めますよ」

と言って別れた。
おじさんは富士山の火口を廻る「お鉢巡り」をして時間経過を待つと言っていた。


山頂の山小屋の中も人が減って座れるスペースがちらほらできている。

タイトなジーンズにねじ込んだ戦うバディを
登山客の隙間にねじ込む。



値段はこんな感じ。

昔に8合目の山小屋で食べたカレーの味を思い出したかったので、1200円のカレーライスを頼んだ。




注文して1分で出てきた。

レトルト感がすごい。
これくらいのカレーは平地なら400円くらいかな。



こんなもんペロリペロペロですよ。

ペロリンチョですよ。




マウント富士の山頂の自販機。





これがお値段です。

普段私たちが150円くらいで購入出来ていることに感謝できるようになります。







山小屋から15mくらい離れたところに下山する道と、富士山の火口を一周する「お鉢巡り(おはちめぐり)」の分岐路の看板があります。

剣ヶ峰方面がそれ。

過去2回はきつすぎたので、お鉢巡りという考えが一切なかったのでここでいつも下山していた。



この火口のふちの部分を歩いて行くようだ。




どうやら対岸の一番高いところに建物があるが、そこが剣ヶ峰っぽい。

ええええ、あそこまで行くんかい!




適当に下界の写真を撮りながら進んだ。




剣ヶ峰に行く前に変な建物があった。

ちなみにルートは見えてる感じだと黒い線のようになっているようだ。


一応、富士山頂を歩いているということで、酸素的には一番ヤバい状態なので、がんばりすぎた時点で高山病が発動するので結構緊張しながら歩いた。




右の道を進みます。

鳥居の方は富士宮口の下山ルートだそうです。
他のルートと真逆の位置に存在していた。


白装束を着たガチっぽい人達が、あまりにも楽しそうに下山ルートの鳥居の前で記念写真を撮っていたのでついつい自分も上から撮ってしまいました。





さっき見えた何かは、こういう場所でした。

富士山信仰というものが確かあって、毎年登山が開幕する日に下界の浅間神社から儀式的な物をもって山頂まで登るという儀式があったような気がする。



私はここで姪と甥の幸せを願っておいた。

しかし、願いを叶えるということは願いに見合ったそれ相応の対価を払わないといけない。
今回の私の場合は、私の命です。

しかし、みんな大切な人を守るために30年や40年かけて緩やかな死を選択しているのでそれは私だけでは無い。


結構剣ヶ峰に近づいてきたね。

しかし、これは100m以上登る予感。
この高度で100m登るということはそれはすなわち地獄を意味することを直観的に俺は理解した。


天(天国)に近い場所にいるのに地獄とは矛盾しているな。



なんやこの坂の角度は!
しかも見る限り、足場が崩れて中々登れないタイプの地面っぽい。





登りきったあと。




遠目に見えたあの構造物の方まで上がっていく感じのようだ。

しかし最後の最後でこの階段はきつい。
あまりにもきついのでここで血反吐を出して周りの人にアピールしたかった(謎の願望)



上でにぎわってますね。

どうやらそこの右の石碑で写真撮影しているので、そこが最も高い富士山の3776mみたいだ。




バーン!

非常に良い写真が撮れて私はこの自分の写真を
とっても気にいってます。


近くに中国人しかいなかったので、中国人に撮影してもらったのですが、「very very good!」とかテンション高めでお礼しておいた。



あとは下山するだけで、高度が下がっていくだけなので、高山病の危険が無いと考えるとホッとした。


御来光の写真は撮れなかったけど、初めて剣ヶ峰に行けたし無事に山頂まで行けたのは本当に安堵した。




スケール感を出すために適当に座っている人と一緒に下界を撮った。

比較対象があるとスケール感出るでしょ。



一周して山頂の山小屋に戻ると、人はもぬけのから。

あれだけ賑わっていたのに全員悪魔で浄化されて消えたなんて今でも信じられない。



下山道は足場がこんな感じで砂場みたいな感じになっています。

一歩踏み出すと砂が崩れてズズッと下に少し滑るので、

「自分の歩幅+すべりおちた分」

が一歩の移動距離になるので、一歩で大体1m~2mくらいくだることができます。

これが下山の方が圧倒的に早くなる理由です。

これを砂走りと言い、須走口(すばしりぐち)の下山ルートはこの砂地の道が長く続くことから下山に一番適しています。



吉田口と須走口は8合目まで同じ下山ルートなので、看板に従って進めば間違いないな。。

8合目の下江戸屋という場所で須走口と吉田口のルートが分かれるようで、ここで間違えないように注意しないと全く別方向に進行するのでよく確認してから分岐ルートに入った。



下山道の地面が砂地でシャクシャクしているのは、山頂にまでブルドーザーがたまに通行しているからのようだ。

この車に物資を乗せて山頂まで運びます。




ブルドーザーが通る時は下山客は道の横によけます。

体力限界のへろへろの下山客からしたらこの横によけるという作業も少し億劫です。



この下江戸屋の前で6枚着ていた服を結構脱いで下山に備えます。

山頂では寒めですが、8合目まで降りてくると高度の低下と太陽の熱でかなり暑くなります。
他の人もこの8合目付近で服を脱いで全裸になる人が多数だったのが印象的でした。
嘘です。




あとは坂をジグザグに降りていくだけのようだ。





かなり下山して、
「そろそろ6合目についたかな」
と思って近くの看板の地図をみたら絶句した。

まだ7合目まで半分も来てないじゃん。
山頂でぐるり一周したあと、下江戸屋で吉田口に分岐してきた非常にわかりやすい地図。

とりあえず7合目の公衆トイレというところが次の目的地です。



この時点で足の裏が痛くて本当に冗談ではなく下山できないかもと絶望した。



下山は呼吸の心配は無いが足へのダメージがデカい。
地図を見るとギザギザが30個近くあるので本当に絶望した。


ギザギザ1個くだるのでも相当きつい。
そして、この時点で富士山に登ることは今後絶対無いと決断した。




そして、1年で多分一番気合いを出して7合目のトイレまで来た。

ここは本当にトイレしかないので山小屋のように何かを食べたりすることは出来ません。



そして、この7合目に着いた時点で足の裏が完全に破壊された。
一歩ごとに足の裏に激痛が走るので、本当に歩けないと思いました。
筋力的な痛さではなく、骨に響く痛さ。




そして、びっくりすることに写真が最後の1枚をのぞき、ここからばったり撮っていませんでした。

でも、前回も登るのに必死で全然写真を撮っていなかったので、今回は本当に多くの写真を撮れた方です。



7合目から5合目が本当に長くて、破壊された足をさらに破壊していくスタイルで老人の下山スピードよりも遅いスピードで下った。



そして、最後に撮影した写真はこれ。

下山して5合目で食べたソースかつ丼の写真を撮っていました。



5合目でGPSを回収されて、アンケートを書くようにお願いされたので、色々書いた。



そして、埼玉への帰路についた。





まとめ&オチ
前回友達と富士山に登った時の記録を見ると、
2010年7月25日26日で
今回は2016年7月25日26日で
全く同じ日付でした。

今回は全く意識しないで行ける時に行ったのだが、なんか偶然のパワーって本当にすごいなと思いました。

東京で働いてるのに旅行先の三重県で取引先の人に会うとか、好きだった人と偶然会う回数がかなり多かったとか、同じ場所で働いてる先輩と旅行先で会うとか自分の人生は偶然がかなり多いですね。


そして、偶然が重なると運命となって恋に落ちるという出会い方は誰もがうらやむ出会い方です。


~何を言っているのかわからないので
Bad End


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