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1日目(埼玉~富士山頂)
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急に富士山に登れ!
>1日目(埼玉~富士山頂)
本当は夏休みであれば、高校時代の友達と一緒に行こうかという話もあったけど、急きょ富士山になってしまったので、1人で行くことにしました。
今年2016年の元旦に集まったと時に
「今年富士山登るか!」
という話をしていたのであった。
一応、ちょっとこのサイト内で行く人を募集してオフ会的な感じで登ることも考えましたが、そこまで責任が持てないのと、果たして人が来るのかというところで募集をかけるのはやめました。
登山当日は午前中に受けなくちゃいけない健康診断を受けてから出発しましたが、そこそこの量の血を採血されたのでバッドコンディションとなってしまいました。
採血のお姉さんが腕をゴムで縛るときに手に胸が当たるか当たらないかくらいのきわどいところで誘惑してきたのが興奮してそれだけが救いでした。
実際ナース服は手に触れていました!
さて、一体何の話をしているんだと思ったそこの君、
正解!
本題に戻るぞ。
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前日に天気予報を見た結果、富士山は大荒れになるので登山に向いてないという予報が出ていたので、登山をあきらめていたのに、当日の朝になんとなく見てみると、わりとベストコンディションで登山できるという情報に変わっていたので、当日の出発2時間前に登山道具を準備しました。
特に朝日を見る朝方がベストの天気になってるやんけ!
午前11時まで健康診断、1時間で道具を準備して12時、1時間寝て13時で13時頃出発しました。
出発地の具体的な場所は避けますが、国分寺からこんな感じで富士山駅まで到着できます。
JR大月駅で、富士急行に乗り換えます。
乗り換え口。
大月駅から富士山駅までの1020円と特急代金400円を払いました。
特急に乗ったので、富士山駅についたのが、
16時51分ではなく16時30分ごろになりました。
駅から出て左手に20m位進んで、バスターミナルみたいなところで吉田口の5合目行きのバスの往復券を買います。
往復券で3000円くらいだったような。
片道で買うと2000円×2回になるので、往復券は1000円くらい得した記憶があります。
5番乗り場に「富士山5合目行き」と表示されているのでこのバスに乗ります。
16時45分発のバスで吉田口5合目へ向かいます。
富士山駅では自分1人しか乗車しなかったので、
「バスの運転手と1時間話すか」と思ったのだが、
次の河口湖駅のバス停で外国人が10名くらい乗ってきたのでおしゃべりが中断した。
ちなみにそこの中国人のように前から乗車して、
乗車時に5合目までのチケットを運転手に渡して乗車するシステム。
ちなみに運転手は65歳の地元の方で、一度も富士山に登ったことはないそうです。
若い時に比べて筋力が半減していると仰ってました。
5合目に到着。
時間は17時50分くらい。
ここから1時間体を慣らすために5合目でゆっくりします。
すでにこの時点で呼吸が少しきつくなるので酸素の薄さを体感できます。
外国人観光客も5合目を見て帰るという人が結構いるようでした。
5合目の周りの風景をしゃべりながら動画で撮影してたら、イケメンが寄ってきて「お時間よろしいですか?」とか言うので「いいよ!」って言ってやった。
富士登山の期間中に月に5回だけ登山者にGPSをつけてもらい、どういう行動をとっているのか生態調査を行う企画を山梨県がやってるみたいだ。
なかなかGPSをつけて生態調査をされる機会も無いので、イケメンに承諾した。
やることは簡単でザックの一番上のポケットのところに上の写真のGPSの機械を入れておくだけだ。
あとは、勝手にGPSってくれます。
そのGPS取り付け隊みたいな本部のところにかわいい女の子いるやんけ!
その子にお願いされたかったよ!
GPSを取り付けた後は、とりあえず1時間休憩なので、何か食べることに。
なんかこの店しか開いてなさそうなのでここ行こか。
富士山についたらうどんを食べようと自分の胸の中がざわつくので、うどんを食べよっか。
うどんを食べた後は、5合目に来て少し肌寒かったので、薄めの長袖を2枚来て時間が経つのを待った。
18時30分で残り30分待たないといけなかったが、やることをやってただ待ってるだけなのが良くないと思ったので、移動の時間を+30分にしてゆっくり移動を開始することにした。
あれだけ晴れていたのに5合目がこれだけの濃霧。
富士山の天気は変わりやすい。
5合目から6合目は樹林帯みたいなまだ植生が残っている場所を進んでいく。
歩くスピードは通常の平地を歩くスピードの3分の1程度。
はっきり言ってかなり遅いが、焦りすぎて高山病になったらその時点で1発アウトの回復見込み無しなので、慎重すぎるに越したことはありません。
富士スバルライン(5合目)から6合目に向かいます。
歩いて30分で6合目に到着した。
19時20分到着。
えええええ、1時間30分で時間を予定していたのに早すぎだろ!
まあ1時間のアドバンテージを得られたので、途中多く休めるな。
6合目とは名ばかりで、山小屋など存在しなく、富士山救助隊みたいなグループの拠点があるだけだった。
あと1回のトイレがここから200円かかる。
その拠点を少し進むと、最近導入された富士山募金(強制ではない)みたいな徴収場所があった。
1人1000円徴収をお願いしているそうだが、夜間の場合、徴収員がいなかった。
6合目は休めるポイントとかも無いため、そのまま7合目に向かう。
7合目で余った時間をつかってたっぷり休んで低酸素の状態に体を慣らしていこう。
途中でスリランカかインドかわからないけどそっち方面の学生っぽい集団と少し話しながら登った。
半袖、ライト無し、山小屋の予約なしとすごい状態だった。
日本語を少し話せる子が
「携帯のライトあるから大丈夫デス」
と自信をもって言っていたので、その前向きな考え方は素晴らしいと思いました。
登る速度が普通の登山並みに速かったので
「slowy slowy」と言ったが、光の速さで登って行ってしまった。
5から6合目が30分だったので、これは7合目まで1時間くらいかなと見積もって坂を登っていたら、計画通りの1時間30分かかった。
うわ!めっちゃ遠いやないかい!
あまりにもきついので途中2回休憩を入れた。
そして、7合目到着!
21時00分到着。
5合目から実質的に初めての休憩所です。
1、2回目の登山は正確な登った時の時間の記録を取っていなかったので、今回はきっちり記録を取っていきました。
この時点で3つのおにぎりのうち、早くも2個を食べてしまう腹の減り具合。
家の冷蔵庫に入っていたおにぎりです。
山小屋に置いてあるものは富士山補正で高くなっています。
そして、ここを通り過ぎる白人系の人々が
「スニッカーズ!」と言って喜んで通り過ぎるのを何度も見ましたw
結構寒くなってきたが、登るときに暑くなるので服を着るか迷う。
幸い雨は降っていない。
7合目で白人(イギリスとか?)の中年の女性にショルダーの部分をもっとしめて荷物を肩に密着させた方がいいということを教えてもらった。
ここの山小屋は「花小屋」という場所らしい。
花小屋の窓に頂上までの地図が書いてあった。
重要な地点だけわかりやすく黒丸で囲んでおいた。
次は太子館の8合目まで100分かかるようだ。
ちょっと登って7合目というくくりの終着点のトモエ館というところ。
と言っても1時間登って22時00分になっているが。
高山病にならないように山小屋があれば必ず休憩して登った。
この時点で10分も登れば100m走を走った後のような息苦しさになる。
それを見栄を張って無理をして30分とか登り続けたら確実に酸素の供給が足りなくて高山病になる自信がある。
それでも予定より1時間30分早いので休憩を多くして移動する。
7-8合目間がきつかったので多めに呼吸をしていたら中国人の女の子に「ガンバッテ~」と言われて興奮した。
興奮させられた中国人の女の子の写真。
僕の興奮返して!!
あとは顔など全く見ていないが、外人の女性に英語で
「何回富士山に登りましたか?私は初めてです」
とか話しかけられたので
「three times. But そこまですごくないよ。だってme now ゼェゼェ(息切れしてる様子)」
とかジェスチャー付きで言っておいた。
これが英語の評価が中学で5段階評価で常に5、
高校の10段階評価で英語の評価が常に10だった男の末路ですw
読み書き中心にしか学生は勉強していないと思うので、相手の言ってることはそこそこわかるのですが、話す特訓をしないとこういうことになります。
そもそも「そこまですごくないよ」なんて言葉は教科書上じゃ全く出てこないので言い回しが全くわからない。
23時18分に八合目到着。
7合目から合計138分で到着。
花小屋で見た表には100分で到着すると書いてあったので、38分オーバー。
7-8合目間は通常の坂ではなく、岩場を太ももを上げてよじ登る感じが続いてかなり時間がかかった。
途中で高山病になりかけかな?というのが来たので多目に休んだ。
つばを飲むために呼吸が少し止まると脳が酸欠になってきてるなという感覚が明確にあった。
それが続くと脳のダメージが蓄積されて高山病になるのだと確信した。
高山病「脳に左ジャブでダメージを与えて、最後は右ストレートガツンとノックアウトや。どうや!」
強いライトの光が残像みたいに見えだしたら、結構ヤバいところまで来てると思うので、即座に休憩を入れないとダメということがわかった。
次の本八合目富士山ホテルが前回登った時の須走口の上江戸屋という山小屋と同じ高度になる。
前回は上江戸屋に泊まって、深夜2時に本八合目を出て5時30の御来光。
今回は日の出が一時間早いので本八合目を1時に出ないと行けないので1時間30分の計算でちょうど深夜1時になるのでほぼ休憩なしの23時24分の今出発しないといけない。
0時20分はくうんそう
太子館が8合目と私は認識していたので、1時間登って本八合目かと思ったらまだ8合目だったので極限状態だったのもあったので結構ピキーンときた。
自分「クソ・・・だましたな・・・」
私が残したメモには
「0時20分 偽八合目到着」
としか書いてなかった(笑)
次の元祖室という山小屋。
この山小屋に関しては極限状態だったのでメモには時間の記載もなく、「第二の偽八合目」としか書かれてませんでした(笑)
多分深夜1時くらいかな。
しかしですよ、本八合目かと思わせて2回も連続で8合目の表記が来たら大半の人はキレますよ。
自分「よくも、よくも、ぼくを!!
この第二の偽八合目でかなり寒くなってきたので、ここで持っている防寒系の服を全部着た。
ここから先は多分着替える気力も無くなってくるだろうし、人が多くなってきて着替えるスペースも満足にとれないだろうと思って早めに全部着ることにした。
8-本8合目間は、なだらかな坂が続く感じでゆっくり登れば極端に息切れもしないので、私としては登りやすい場所でした。
7-8合目間の岩場に足をかけて登る方がきつかった。
深夜1時20分にやっと本八合目のトモエ館に到着。
この時点で割と自分の呼吸の限界を感じました。
ここで、めちゃくちゃかわいい女の子2人がツアーとかではなく、山小屋から出てきたので、すごい興奮した。
しかし余計なこと考えるのと興奮のせいで酸素が無駄に消費されて気持ち悪くなってきたので、呼吸以外のことを考えるのを一切やめた。
かわいくて、ツアーにも参加しないで富士山に登ろうと考えている女の子なんて性格良すぎて160万万点点で、一生合格です。
一生俺が褒め続けます。
俺が息を引き取る最後の瞬間のひと言まで褒め続けます。
本八合目の次は9合目でその次が山頂なので、
深夜1時20分で朝の4時くらい到着を予定するなら、各号間は1時間ちょっとずつの時間で登れば良さそうだ。
本八合目からはまた岩場を登る感じになってきて高度で酸素がかなり薄いのも相まって富士登山の中でも最も呼吸がきつくなる。
5分も登れば、短距離100m走った後の呼吸のようにかなり息苦しくなる感覚が自分にはあった。
そして、耐えに耐えて9合目!
と思いきや8.5合目という0.5刻みの新しい概念が登場。
いやいや、じゃあここも今まで通り「本8合目」という表記にして「偽本8合目」と呼ばせてくれよ。
「クソ、これで騙されるの3回目だぞ!」
俺
「よくもだましたアアアア!!」
8.5合目で深夜1時50分。
残り1.5合部分を約2時間10分で登ればいい計算。
思い出しました、9合目は山小屋など存在しなくて鳥居があるだけだった。
9合目を目指して岩場を足をかけて登っていくが、いっこうに鳥居が見えてこないw
そしてここまで来ると
山小屋で寝ていた登山客
+
自分のように夜間に登ってきた客
で、山頂までの道が混雑して長蛇の列になります。
しかし、自分にとっては長蛇の列でなかなか進まないスピードくらいが自分の呼吸を保ちながら休まないで登れるペースだったので逆に助かった。
あとは、頭の中を空っぽにして前の人の後ろをついていけばいいだけなので、脳の酸素消費という観点からも良いコンディション。
前後に人がいなくて1人だったら多分登れてなかったと思う。
9合目の鳥居をくぐって、何回か長めの休憩をとりながら少しずつ登って山頂に到着できた。
当初の計画通り、朝4時に到着。
登山客がわんさかいます。
前回も前々回もそうだったけど、山頂の山小屋は登山客が満員すぎて入ることは100%できない。
立ったままでは飲食物の提供も受けれない。
2件目。わーお。
30分前なのにここで休んでいたらご来光をみるポジショニングに出遅れるのでこの人達を尻目にスタンバイを始る。
となりにいた外人に、このサイトのトップページに載せた以前に撮ったご来光の写真を見せて
「this picture 6years before カシャカシャ in this place」
とか言って少し会話しながらご来光を待った。
そう、友達と前回登ったのが23歳の時だったので今回は29歳なのですでに6年も経っていたのか。
時が経つのは早い。
そして、体力的に29歳はギリギリ登れる限度くらいな気がする。
日の出の4時30分まであと5分。
果たして今回の富士山登頂の目的でもある
「一眼レフのカメラで御来光の良い写真を撮りたい」
という願いは叶うのでしょうか。
キートン山田「2日目に続く」
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