計画準備編
青春18きっぷの旅行>
旅行記>
旅行記(時系列順)>
急に富士山に登れ!>計画準備編
まず、登山の工程だけど、山小屋の予約は1か月前くらいに予約を入れないと取れないことは過去の経験から知っているので、3日後の場合、山小屋の使用は不可能だなと断定した。
そこで、プラン的には夜間に登り始めてそのまま山頂まで行くというパターンだ。
スポンサードリンク
また、過去に山小屋に泊まったときは、寝返りが出来ないほど、隣の人と肩が触れ合うくらいのギュウギュウのところで寝かされて、一睡もできずに高山病になった経験もあるので、山小屋で寝れないなら泊まらないで登っても一緒じゃんと思って山小屋に泊まらないパターンも試そうと思った。
富士山は登山ルートが4つある。人気な順で
・吉田口(よしだぐち)全体の50%くらいの人
・御殿場口(ごてんばぐち)
・須走口(すばしりぐち)全体の10%くらいの人
・富士宮口(ふじのみやぐち)
がある。
過去2回富士山に登った時は須走口を利用してたが、調べてみると全体の10%くらいの人しか利用しないマイナーな道だった。
他の人との富士山の話を共有するときに一番メジャーな吉田口をおさえておかないと困るなということで今回は吉田口から登ることにしてみた。
なので、プラン的に、
「吉田口から夜間に山小屋に泊まらずに山頂を目指す」
という方針がおのずと自分の中で決定した。
ちなみに各登山口の特徴は以下の感じです。
・吉田口(よしだぐち)全体の50%くらいの人
人が多いので、道に迷いにくい。
人が多いということはそれだけ歩きやすい道で好まれているということ。
・御殿場口(ごてんばぐち)
この登山口は、よくわかりません(笑)
・須走口(すばしりぐち)全体の10%くらいの人
7合目~9合目くらいまで途中途中で足元が崩れやすい砂の上を歩いて登らないといけない場所が出てくるのでそれがとてもきつい。
下山するときは他の登山口では絶対無理なほど早く下山できる。
それは崩れやすい砂を踏んで「砂走り」という方法で高速で下山できるから。
・富士宮口(ふじのみやぐち)
登山道と下山道が全く一緒なので、すれ違いの手間が入り、登りづらい。
山頂までの距離が一番短いので、わりとここの登山口を使用する人がいる。
次に夜間に登ることはわかったが、実際にどのようなペースで登るのかも予定しないといけない。
これは過去の実績から、大体の予測はついていました。
山頂で御来光(ごらいこう:日の出のこと)を見るには、日の出の時刻の1時間前くらいに山頂に着くのがベストです。
人が多いので、30分~1時間前くらいに場所を確保しておかないと良い場所で御来光を見ることができません。
山頂は、真冬並みの寒さに加えて強風がビュウビュウ吹くので体感温度はマイナス何度とかの世界です。
早く山頂に着きすぎても、体が凍えて高山病になるリスクも高まるので1時間以上の待ち時間は厳しいので道中で調整しながら登りたいところです。
7月後半の時期の日の出は4時30分くらいということはリサーチ済みだったので、大体3時30分から4時くらいの間で、山頂に行けばいいという計算になる。
前回8月中ごろに行ったときは日の出は5時30分くらいだったので、富士山の山開き7月20日くらいに近い日付ほど日の出が早いのできついプランになる。
あなたもご存じの通り、夏至の6月20日が1年で最も日の出が早く、その日から緩やかに日の出の時刻が遅くなってくるからね。
各号間は大体1時間くらいで到着するが、5合目~7合目くらいは思ったより道が長いので1時間30分計算というのが自分の経験上の数値だ。
なので、以下のように逆算して計画が立てられる。
4:30 念願の御来光(富士山頂での朝日)
3:30~4:30 山頂で待機
2:30~3:30 9合目~山頂到着まで
2:00~2:30 休憩
1:00~2:00 8合目~9合目
0:30~1:00 休憩
23:00~0:30 7合目~8合目
22:30~23:00 休憩
21:00~22:30 6合目~7合目
20:30~21:00 休憩
19:00~20:30 5合目~6合目
18:00~19:00 5合目待機
17:00~18:00 バス(富士山駅~吉田口5合目)
16:30 富士山駅到着
こんな感じで計画が立てられるので、富士山駅出発の5合目行きのバスに乗るためには、富士山駅に16:30くらいに着かないといけない計算だ。
大体東京からだと富士山駅まで3時間くらいかかるので、おおむね東京の人が夜間登って御来光を見るにはその日の午後13:00くらいに家を出ないといけないことになる。
休憩を多めに入れているのは、高山病対策です。
5合目に着いてから1時間体を高地に慣らしてから登山を始めるのが一般的で、その1時間の間にうどんを食べながらゆっくりするのが自分の中で恒例になっています。
(過去2回ともうどんを食べた)
これで計画は終了です。
あとは、計画に従って登り、時間が余るなら多めに休憩を取り、時間が無いなら休憩時間を減らして登るだけです。
スポンサードリンク
「急に富士山に登れ!」のページに戻る。