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北海道を一周・6日目
(根室~釧路~知床)
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12月28日
朝の5時におき、昨日買っておいたぱんちょうの豚丼を食べたが、冷え切った豚丼はクソまずかった。
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準備を終えると、駅前に停めていたレンタカーに乗り、北海道最東端の納沙布岬に向けて車を走らせた。
運良く、前日までの天気が4日ほど晴れが続いており、道路に雪はなかったので何の問題もなく運転させることができた。
明け方の道はほとんど車が無く自分のペースで走ることができた。
道民の人は40キロの道路で80キロとか出すという情報を知っていたのでそういう人達に煽られたらやだなと思った。
日の出予定時刻の15分くらい前に納沙布岬に到着した。
納沙布岬の灯台
先客の車が1台いた。平日の朝にこんなとこいるなんて物好きだなと思った。
日が出る方向を見るとものすごい雲の量。
「おいおいニュースで晴れるってやってたのは嘘かよ!」って嘆いた。
雲が多いので日の出が見れないと思った先客は帰ってしまった。
私はギリギリまで粘るタイプなので、滞在時間目いっぱい使って雲の切れ間から日が出ることを祈り待った。
待ってる間は納沙布岬に自分が居ることを証明する写真をとったりとかして待っていた。
ドヤ顔で撮影
しかしとうとう帰る時間になっても日がでることはなかった。
仕方なく、帰り道を運転していると、異変に気付いた。
「ん?建物に影が出来始めてるぞ!」
東の空を見ると、なんと日が出始めているではないか!
納沙布岬からちょっと離れてしまったけど、二アリーイコールで日本最東端ってことでOKだ。
車から降り、写真をたくさん撮った。帰る時間ギリギリまで粘っていたので、写真はすばやく撮った。
ありがたやありがたや
帰り道は地元の方の車がちらほら散見され、直線60キロ道路で推定120キロ出して自分の車をF1の車で抜くように一瞬で追い抜いて走っていた。
レンタカーを返し、急いで根室駅に。なんとか間に合った。
朝の根室駅
2時間後くらいに釧路駅に到着。
とりあえずたくさん時間があるので有名な和商市場に行くことにした。
和商市場
函館の朝市のトラウマがあるのでおそるおそる市場の中を歩いてみると、みんな「ヘイ、らっしゃい」とか「いらっしゃいませ~」くらいしか言わず、
無理やりな呼び止めは無くて非常に好感が持てる空間だった。
市場を見てるとちょっと面白くて
「あ!売ってるししゃもが本当のししゃもだ!」とか
「ホッケでか!関東で見るやつの2倍くらいあるぞ!」
とか色んな発見がありました。
とりあえず親にホッケを送ろうと思い、ホッケの値段と大きさを比較しながら市場の中を歩いていると、おばさんに呼び止められた。
人が良さそうだったのでここで購入することにした。
親が好きなホッケと鮭と俺が食べたいだけのししゃもと釧路の地元で消費されているという謎の魚のこまいというものを買い、自分の不必要な荷物も含めて自宅に送ってもらうように手配しておいた。
その後、有名な幣舞橋(ぬさまいばし)を見た。
片道2車線。
橋の近くに釧路のB級グルメ「スパカツ」というものを出している泉屋というレストランに行ってみた。
あまり人が居ない道なのに人が居たと思ったらみんなその店にINしていくではないか。地元で人気なんだろうな。
店に入り、メニューに書いてあるスパカツを注文した。周りの客を見てると、ミートソースのスパゲティにトンカツが乗っているのが見れたので、スパゲティ+トンカツ=スパカツということがわかった。
スパカツが運ばれてきて食べてみると、ミートスパゲティもトンカツも手抜きがなく、うまかった。
あと、熱々の鉄板の上に乗せられてくるので、ミートソースがジュウジュウなってかなりミートソースが飛び跳ねるので、少し自分の体から離して
食べたほうがいいと思う。
スパカツを食べ、満足して釧路駅に戻ると駅の改札口の目の前で餅つき大会をしていた。
電車が2時間に一本だからその間に餅つき大会を改札の目の前でするとはさすがだなと思った。
ついた餅は付近の人に配っていたので、私ももらっておいた。あとで食べよう。
もう30分くらい待つと電車が来てそれに乗り込んだ。
行き先は釧路湿原駅。多分地元の人もこの駅を利用したことはほとんどないのではないか?
案の定、釧路湿原駅で降りるのは自分だけだった。
釧路湿原駅
釧路湿原駅の時刻表。略して釧路表。
電車を降りると、静寂があたりを立ち込めた。
誰もいないから何の音もしないのである。
今この地球に存在しているのは自分だけって感覚になった。
そこで、思いっきり叫んでみることに。
「お~~~~~い!!」
自分の声がはるかかなたまで響いていくのがよくわかり、とても楽しかった。
面白いのでもう何回か叫んでおいた。
叫ぶことに満足したので駅を出て階段を登っていき、細岡展望台というとこまで歩いていった。
展望台につくと雪かきをしている人が5人くらいいた。
「おいおい、さっき俺が叫んだ声全部聞かれてるやん」
そこでぼくちんは自分の声を一切そこで発さなければぼくちんだとバレないと思い、息を潜めて行動した。
それにしても展望台に登ると、木々で遠くまで見えなかった部分が全て見えて遠くに湿原というよりサバンナが見えた。
細岡展望台からの景色。なんて素晴らしいんだ。
いいとこ。
「あ!日本でも指折りのすげー場所だ」と確信した。
釧路湿原はもはやサバンナ。
日本で広大なサバンナを見下ろせる場所はここしかありません。
さらにサバンナの向こうは雪山が連なって連山になっています。
いつまでも見ていたい光景でしたが、同じ場所にとどまっちゃいけないんです。
とりあえず隣駅の細岡駅という駅まで歩いてみようか。
歩いてる途中に色んな動物に会えるといいな。
そう思って道を歩いていると、普通にオオワシが空を飛んでたりしてびっくりしました。
私たちが普段の生活でカラスが飛んでいるのを見るのと同じくらい普通の感じでオオワシが飛んでました。
「おお!オオワシでけぇ!しかも近くの木に止まったぞ!すげー!」
一生懸命写真を撮ってみるも望遠用のレンズではないので鮮明にとることはできず。
道なりに歩くとさっき展望台から見た釧路川の近くまで来たので道をそれて獣道をちょっと進んで川沿いまで行ってみた。
「あ!対岸の木にまたオオワシがいる!口笛で高い音でアプローチしてみるか。」
口笛をピーピー吹くとオオワシが反応して顔を傾けたり、首を動かしてあたりを見回していた。
遠くでなんか人間のような声がするけど、なんかの動物の声の間違いだろと思ってたら遠くで釣りをしている人がいた。
道を歩いている感じだと結構釣り人が多く地元の人達はこんなとこで釣りが出来て贅沢だなと思った。
展望台から歩き始めて1時間で細岡駅についた。
細岡駅
まだ電車まで時間があったので、細岡駅からちょっと歩いていったところに湖があるので見に行くことにした。
湖
湖のほとりまで降りることができなかったので細岡駅に戻ることに。
戻る最中で、車の音がしたかな?と思って後ろを振り返ると、鎖のつながれていない白い中型犬が俺に向かって走ってきてた。
「おいおいおいおい!ちょっと待てよ!野犬かよ!クソやべぇ!俺に向かって一直線じゃねえか!」
軽いパニックだったが腹を決めて、
もし噛まれたら噛まれた部位をおとりにして犬の眉間を思いっきりパンチしてやろうと思った。
いよいよ犬が俺の足元に。
「ゴクッ、来たぞ」
犬は俺のジーパンの匂いをかいで通りすぎていきました。
何この子。
特にめぼしい動物も他にいなかったので犬についていくことに。
なかなかかわいいじゃないか。
後ろから本当に車が走り去っていくとその車を追いかけて犬がダッシュしました。うわ!おもしろ!
あとは道端にマーキングしたり、大量のうんこをしてました。
うんこの量からちゃんと人間が餌を与えられてる犬なんだなとすぐにわかりました。
それにしても飼われてる犬だとしてももう1キロくらいいっしょに歩いてるけどこの犬は帰れるのか?
自分は細岡駅に到着したが、犬はまだまだ道を進んでいくようです。さようなら。
16時を回っており、そろそろ釧路湿原は漆黒の闇に包まれるので本当は茅沼駅というとこで降りようかと思ったけど危ないので、電車で知床斜里駅まで行ってしまいました。
茅沼駅は唯一タンチョウヅルが訪れる駅として有名なので茅沼駅を通り過ぎるときに窓の外を見ていると、なんと本当にタンチョウヅルがいました。
写真を撮ろうと思いましたが、うまい写真が撮れなかったので自分の心に画像を保存しておくしかありません。
当初の一番の目的である知床についたのだ!
知床斜里駅の目の前にあるホテルでかわいい声をした受付の人に地元の料理が食べられる店を教えてもらい、そこでヒグマの刺身とトドの刺身とエゾシカの刺身を食べた。
車馬道(しゃばどう)と言うお店
一番食べやすかったのはエゾシカの肉で、ヒグマの肉は弾力がちょっとあって自分は好きではありませんでした。
ヒグマの肉は10ヶ月ぶりに入荷したということで偶然食べることができたみたいです。
昔は店のご主人が直接狩りをしていたということで店の壁にはヒグマの毛皮が全面に貼ってありました。
クッソでかいぞ!
生まれも育ちも知床の人らしく、ひげの生やし方とかもかっけぇなと思って「ご主人かっこいいですね」って言ったら「そんなこと言われたら何かサービスしないといけなくなるじゃん。でも先客のあちらの女性にはまだ言ってもらってないんだけどね」とか言って気さくな人でいい人だと思った。
ご主人かっけぇよ~
私はお酒はあまり好きではないけど、その日は酔いたいなと思ってビールと焼酎の水割りとか頼んでほろ酔いのいい気分でホテルに戻り寝ました。
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