北海道を一周・4日目（長万部～洞爺～札幌）

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12月26日

ババアが除雪されてないから車を出せないとか言って帰れないかと思いきやすでに除雪されていたので嘘つかれてイラッとした。

函館の朝一といい、このババアといい、まんべくんといい、道民はこういう道民性なのか？傲慢で偉そうなのが道民なのか？
その疑問を残しつつ、長万部駅に到着。

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長万部駅から洞爺駅を目指す。

途中にあった秘境駅の小幌駅

約４０分で洞爺駅に到着。
ＪＲ洞爺駅

洞爺駅からバスで洞爺湖に向かった。洞爺湖と言えばもちろん洞爺湖サミットです。

本当はＧ８の首脳陣が宿泊したザ　ウインザーホテルみたいな名前のとこに行きたかったけど、車を持ってない人にはいけないような場所だったので断念し、洞爺湖クルーズに乗ることにした。

洞爺湖クルーズではエスポワールという希望という名を持った船が出航している。

エスポワール

ああなるほど、この中に入って限定じゃんけんをするって話か。

わくわくしてチケットを買うと、「人が少ない時はエスポワールじゃなくて高速船でいくんですよ」と言われかなりがっかりした。
同じ料金なのにショック！

まあ、平日の11時くらいにのるやつなんてそんなにいないよね。

高速船からの写真

そう思って船を降りて足湯に浸かっていると、なんとエスポワールが動いているではないか！なぜ！？

どうやら中国人の観光客がバスツアーみたいなので大量に乗っていったからです。
そういえば、長万部駅や洞爺駅で中国人が多かったな。

もう少し遅ければ俺もそれに混じって乗れたのに残念。

ちなみに足湯の写真

洞爺湖付近は何も無いので、適当に飲食店に入り、うに・ホタテ海鮮丼みたいなやつを食べたら今まで食べたうにの中で一番うまかった。

蒸してあったのでその効果かもしれない。
本当に何もないので、仕方なく早めに洞爺駅に戻ることに。

戻る前にちょいと撮影。

駅をまっすぐ歩いていくと海なので海を見にいこうとしたら、ヤマト運送ののぼりがあった。

「よくよく考えたらもう荷物の重さが限界だぞ。旅行に影響出る重さだぞ」と思ったので、そこで自宅へ宅急便を出すことに。

思ったよりいらなかった荷物とたくさんのお土産をダンボールに詰めて発送した。

店主がいい人で色々サービスしてくれて、稚内に飲食店を経営している知人がいるらしく紹介状を書いてくれました。

稚内の駅を出て1つ道を入ったところっていってたけど、無事に発見できるか不安だ。

ここで北海道の道民性だけじゃなくてやっぱ個人によるんだなと思った。

四季の風というお店

荷物を発送した後、洞爺駅を出発し札幌駅に到着。
まずはテレビ塔に行くことに。案外地図で見るより遠いとこにあった。

札幌テレビ塔

展望台のチケットを買うと、さわやかなお姉さんがカメラをもって近づいてきて

「記念に写真を撮ります。後で買わなくてもいいんで写真をここで撮らせてください。ボヨヨ～ンって言った後に撮影しますので、笑ってくださいね」

って言ってきた。

ボヨヨ～ンってなんだよ（笑）
しかもそんなさわやかにまじめに言うな（笑）
簡単に笑顔を撮影されてしまった。

その後エレベーターで展望室へ。

札幌の町の光の量が少なくて町があまりきらめいてなかった。比較的大通公園側はきれいだったが。

大通り公園側の写真

テレビ父さんの人形

近くにいたカップルが「五稜郭のタワーの方がきれいなんだろうね」とか言っていた。

「ああ、その通りさ。しかもあっちは昼間でも素晴らしかったわボケ」と思った。

その後いかがわしいお店がたくさんあるすすきのへ向かった。
すすきのには元祖ラーメン横丁という昔からある通りがあり、華龍という店が正統派の札幌ラーメンを提供しているということなので、食べに行くことにした。

元祖ラーメン横丁はひっそりと町の中にまぎれこんでいるので、探すのに苦労した。（迷ったのは俺だけか？）

元祖ラーメン横丁

華龍に入り、コーンバター味噌ラーメンを頼んだ。これぞみんなの想像している札幌ラーメンだろ。

早速札幌ラーメンというものを口にほおばる。

「んっ！これはチェーン店の日高屋の味噌ラーメンに近い！つまり、普通の味噌ラーメンだ・・・」

あまりにも普通だったのでガッカリしました。
まずいわけではないですが普通なんですよ。

食べ終わると値段を見てなかったので値段を確認すると900円だった。
日高屋レベルの味噌ラーメンでそんなに高いの！？

「いや待て待てこの店１つで札幌ラーメンを判断するのは札幌の人達に大変失礼だ。せめてもう1件行かないと」

人がたくさん入ってるそれっぽいラーメン屋に入ってみて醤油ラーメンを頼んだ。

ちなみに客がたくさんの店と1人も入ってないガラ空きの店と顕著に明暗が分かれていた。

醤油ラーメンが出てきた。

「お！油が浮いてるわ！寒い地域では油を浮かせてスープを冷めないようにするんだよな」

これは期待が高まります。
店主のＴシャツも「男はだまってラーメン食え」って書いてあって頑固親父感に期待が持てます。

期待のラーメン

麺を食べてスープを含み口の中で味を融合させます。

「おお！すげーまずい！すげーよ！本当にまずいよ！こんなにまずいラーメン初めてだよ！まずいよ！最高にまずいよ！」

日清のカップラーメンの醤油の方が完全にうまいです。日清さんうまいもの提供してくれて本当にありがとう！
油っこさが苦手とかじゃありません。
むしろ油っこいのは好きな方です。
油がどうのこうのじゃなくて味がまずいんです。

そういや北海道あるあるネタで、ちらほら「札幌のラーメン通りに行って後悔する」ってのがネタになってたの思い出した。
本当にその通りだったよ。

まあ残すのは地球の環境にやさしくないので仕方なく全部食べお金を払ってラーメン横丁を後にした。

ラーメン横丁ではなく、普通にまばらに点在しているラーメン屋の方がうまそうだったな。

ちなみに昔からある元祖ラーメン横丁とは別に何の歴史もないパチもんの新ラーメン通りというとこもあります。
試しに行ってみると全然にぎわってないし、パチもん臭がプンプンする通りでした。

雑居ビルの中でいかにも、うさんくさい・・・
偽物のラーメン横丁