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九州を一周・8日目(大分~小倉)

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2013年1月5日
この日の予定
・別府地獄めぐりをする。
・国宝の臼杵崖仏(うすきがいぶつ)を見る。

2駅行ったところに亀川駅というのがあり、
そこから歩いて別府地獄めぐりというものをすることに



別府地獄めぐり(べっぷじごくめぐり)は、
別府市に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を観光することです。

かなり歴史のある観光コースだそうで、○○時代と言われる頃から地獄めぐりは行われていたそうです。
なに時代かは覚えてませんが、つまりはちょんまげをつけた人が同じように観光していたということです。



別府駅の前には奇妙なおじさんの像があります。




おじさんに捕まる妖怪。



亀川駅に到着。

歩いて最初の地獄に向かうことに。



道に地獄めぐりの看板がついているので道がわかりやすい親切設計。

最初は龍巻地獄からスタートです。



ありました。龍巻地獄です。
結構遠かったな。

なんかさっきまで出てなかった湯けむりが上がってるけど何が起きてるんだろ?
まあ、ゆっくり建物の写真を撮ってからにするか。



写真を撮り終えて建物に入ると、


「今、間欠泉が噴き出していますのでとりあえずお金はあとでいいので急いで見て下さい!」


と言われた。



急いで龍巻地獄の方にいくと無事に噴き出している姿を見ることができた。
となりにいた老夫婦と、
「いやー素晴らしいですね~」とか話ながら見た。

どうやらこの間欠泉が噴き出すのが30分~40分に1回だそうで偶然そこに居合わせたみたいでラッキーだった。
時間の調整が難しいのでここを見ないで帰る人も多いみたいだ。本当にラッキーだったな。



というか湯けむりが上がってたのは間欠泉が噴き出し始めてたってことだったのか。
のんびり写真なんて撮ってる場合じゃなかったな。


間欠泉を堪能したあと受付に戻って地獄めぐりのチケットを買った。





龍巻地獄の隣には血の池地獄があるのでそのまま歩いて向かいます。








冬なので湯けむりがすごくてあまり奥が見えない。

血の池と言われるだけあって池は赤みがかっている。



血の池地獄専用自動販売機。



他の地獄はちょっと離れているのでバスでいくことに。




まあ歩きで龍巻地獄まで来たけど、
思ったより遠かったな。




バスで次の地獄に向かう途中に撮った写真。

なにこれめっちゃすごい。


温泉の町って感じでそこにしびれる憧れるぅぅ!



「これだよ、これ!」

この風景を別府には欲していたんだよ。
これこそ温泉が湧く量が日本一の風景でしょ。
実に素晴らしい。



バスから降りてまずは鬼石坊主地獄へ向かいます。



泥がコポコポ噴き出してるのが特徴だすよ。











鬼の高いびき。

石の間を熱い湯けむりが噴き出すことで
「シュ~」っていう音を発しています。








次に向かったのが海地獄です。

歩いて20mくらい先にあるくらい各地獄は近いです。






湯けむりが多すぎて写真じゃなかなかわからないですが、青白い色をした源泉が噴き出しています。




次の地獄に向かう途中。

側溝からも温泉の湯けむりが出ている。
素晴らしい。


温泉の量が日本一なので、
温泉付きのマンションとか温泉付きの家が売られていると昨日の旅館の人が言ってました。
だから、側溝にも平然と温泉が流れているみたいです。



次は山地獄です。



温泉の熱を生かしてバナナを育ててるみたい。

普通にこれってすごくない?
暖房費も水道代も温泉があればかからないってことでしょ?
それとも温泉は湧くけどタダではないのか?



こちらは山地獄の中にあるエレファント地獄です。



こっちはフラミンゴ地獄。

片足立ち+首から上を収納して睡眠に入ることができる生物の凄さを目の当たりにした。
全生物の中でも同じような体勢をすることができる生物っていないのではないか!?マジですごい。


こっちはカバ地獄。



リアルガチです。

みなさん知っているかと思いますが、
アフリカに住む人はライオンよりもカバを恐れています。
怒ったカバはライオンよりも破壊力があるからでワニを噛んで真っ二つにできるそうです。

トロいイメージがありますが、時速40kmほどで走ることが出来、人間なら間違いなく逃げ切ることはできません。



クジャク地獄。




そして一番奥に山地獄があります。

山の傾斜に湧く源泉なので山地獄と呼ぶのかな?



山地獄内の売店で温泉卵を食べることに。



そこのテーブルの石は卵を割るためのもの。




おい!この温泉卵ガチでうまいぞ!!!

あと1000個は食べられる旨さ。



お次はかまど地獄です。

何がかまどなのかは知りましぇ~ん。



なにこれめっちゃきれい。



この源泉の色は季節によって色が変わるそうです。



ここでも温泉卵が売っていたので食べた。

こっちの卵はエグ味が強いな。
山地獄の温泉卵の方が圧倒的にうまかった。


次は鬼山地獄です。



血の池地獄と酷似。




でもこっちにはワニ地獄があってちょうどエサを与えるショーをやってました。

ニワトリを丸々1匹食べている写真もありますが、
いかんせんニワトリがグロいので写真は割愛。


おいおい、でかすぎだろこいつ。

こんなのサバンナで遭遇したら間違いなく死ぬ。


次は白池地獄です。
地獄めぐりはこれでラストです。



海地獄と酷似。







地獄めぐりが終わりプラプラ歩いてると、
タクシーのおじさんが

「地獄めぐりは終わったんかい?」

と話かけてきた。


これはちょうどいいやと思い、別府の街全体を撮れる良い場所はないか聞くとそこまで乗せてくれることに。



おお!これは素晴らしい!!

これぞ別府って感じ。
山の樹木が生えていない部分は、大昔にどっかが噴火したときの火山灰が積もって現在でも樹木が育たない場所として残っているとタクシーの運転手から聞いた。



そのままタクシーで駅まで送ってもらうことに。
次は電車に乗って臼杵崖仏(うすきがいぶつ)まで行くと運転手に言うと、褒めてくれた。


というのもほとんどの観光客は別府に来ても臼杵の方まで来ないらしいからだ。
臼杵崖仏は国宝なのに見にいかない人が多いとは驚きだった。


電車で臼杵駅に到着。




駅前には崖仏が。(レプリカか?)

ちなみに崖仏(がいぶつ)とは、
岩肌を削って仏様を彫刻している珍しい様式のもの。

写真の通り、岩山が削り込まれて仏様の部分だけ残してある感じ。


崖仏までのバスがあまりなく、さっきバスが行ってしまったみたいなのでタクシーで行くことに。

片道2000円くらいするので注意。



到着。入場券を買う。




歩いていきます。



のどかなところだ。




ありました。

写真で見ても威圧感がやばい。



















あっちの方に中ボスがいるみたいだ。








岩を削って作ってるのはやっぱすごいわ。


この人達の名前。




ちなみに臼杵崖仏は誰がどういう目的で作ったかが解明されていないミステリアスな過去からの贈り物です。


ここを進むとラスボスが待ち構えている場所みたい。



デデーン!ラスボスの人達。

これを昔の人が作り上げていたなんて本当にすごいと思う。
今、同じように作って下さいと言われても相当難しいと思うのに、昔のこれを作った人はマジですごい。


左から。



右から。



祈願しておいた。



みんな祈願しすぎて箱に紙が入らんw



ハッと気付いたら、ラスボスと同じポーズになって写真を撮られていました。




崖仏を見終わって近くの飲食店で名物と言っているとり天とだんご汁を食べることに。






鶏肉は唐揚げで揚げることが多いが、天ぷらで揚げるという発想はなかった。
衣の食感と鶏肉の味で一瞬からあげとさっかくするが、天つゆと天ぷらの衣の味でからあげではないことを認識させられる。
家庭でも試してみてもらいたい。




だんご汁にINしているのはどっかで見たことがあるようなほうとう・・・

だんごという名称だが、だんごのようなものは一切入っていない。
うすひらべったいうどんのようなものがメインのものとして入っている。
東北のほうとうと同じ感じだ。
汁の味は油揚げの味噌汁にかなり近い。
肉が入っていれば豚汁のような味になりそうだ。
さといも、椎茸、油揚げ、ニンジン、ごぼう、たまネギ が入っていた。


名物を満喫したあとは、
次の電車まで時間がかなり余っていたので
とりあえず駅に戻ろうかと思ってタクシーを呼んだ。


「次の電車まで時間があるんで、ここらへんで何か良い観光スポットってありますか?」


と運転手に聞くと、ちょっと遠くなるけど風連鍾乳洞という日本一美しい鍾乳洞があるとのことでそこにいけばちょうど電車の時間になるって言ってたのでそこに行くことに。
日本一美しいというのは、鍾乳洞を研究している偉い先生が日本の中で一番美しいのがここだと言ったらしいです。



先に言っておきますけど往復でタクシー代でちょうど1万円かかりました。
普通なら自家用車で行くのがベストみたいです。
バスもあまり通ってないらしいので。


ここが風連鍾乳洞です。

ガイドさんが無料でついてくれます。





階段を下って地底奥深くへINしていきます。



細い道を抜けます。




普通にコウモリが壁にひっついてます。

もう真横すぎてさわれるくらい近いです。
そして気持ち悪いです。
つるつるの岩肌になぜひっついているのか理解不能。
冬眠中らしいので動かないみたいですが、動き出したらマジで気持ち悪いと思う。


すげえな。日本の中にいるとは思えないわ。



ちりめん土手。







瑞雲の滝。

この写真ですげえと思うと最後の写真で度肝抜かれるぞ












じゃあ、最深部の写真いきますよ。



これが日本一美しい鍾乳洞の一番美しい場所です。

神々しさがある。



このホームページ専用の小さいサイズでしか写真を見せてあげることが出来なくて残念だ。





何度でも言いますが、
写真ですごいってことは実際に行くと心臓飛び出るくらいスゴイってことだからね。




ここを教えてくれたタクシーの運転手さんはガチでナイスだわ。



時間目いっぱいまで鍾乳洞で写真を撮って、目に焼き付けて上臼杵駅まで来た。



どうやら上りも下りも同じ線路を使っているようだ。

どこかですれ違いポイントを作って運行しているのだろう。

あとは小倉に向かうだけです。




電車に乗り込むと鼻血が出てきてンゴでした。

小倉駅に着いて1泊ンゴです。


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