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九州を一周・1日目(広島~下関~博多)

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2012年12月29日出発

この日の予定は
1.瓦そばを食べる
2.巌流島に行く
3・博多で本場の豚骨ラーメンを食べる
という内容になっています。


まずは新下関に瓦そばというそばを食べに行くことに。
(あとで下関にも瓦そばの店があることを知り、無駄な寄り道だったことに気付く)

広島駅から出発。

駅前の2つの丸い金属から液体が噴出されていて、
男性は想像力が試される。

この金属を見て最初に思ったことは、
「おっ!今日は運がいいな!」

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広島駅から新下関駅まで4時間電車に乗り、
電車を降りてショッピングモール内にある
瓦そばを食べに行った。

川棚温泉というところで考案されたもので
名物料理なので飲食の店だけを独立させてるみたいだ。



こいつが瓦そば。

瓦の上のそば。




食べ方は普通のそばと同様につゆに
そばをつけて食べるみたいだ。



ちょっとプロっぽく撮影。


横から見るとこんな感じ。
完全に瓦です。

瓦で焼いているだけあって、
麺と瓦が接する部分はパリパリになっていて
別の食感で楽しむことができた。




分けそばの絵を見て思った。

「今日は運がいいな!今日はツいてるかもしれない!」


新下関駅の在来線と新幹線を結ぶ通路。
地平線の向こうまで続いているので、
水と食料を持参しておかないと
通路の途中で遭難してしまいます。




新下関駅のトイレ。
外側から丸見えなので変態におすすめ。




新下関駅から10分で下関駅についた。
下関駅の改札口を出て右に進み、バス停を発見。

「唐戸(からと)」というところから
巌流島にフェリーで行けるのでそこに向かう予定です。


巌流島(がんりゅうじま)は
宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘を行った島で有名だね。


「唐戸(からと)」というバスの停留所で
バスを降りる寸前に窓の外を見ると
海が近いことがわかるよ。

バス停を降りたらその海の見えた方面に向かうよ。
歩道橋を渡れば間違えないと思うよ。


こんな感じです。



海側に出ると、フェリー乗り場がある。
手前のフェリー乗り場と、
奥のフェリー乗り場は運営している会社が違うため、
フェリーの出航時間が違うみたいだ。

たとえば、奥のフェリーでラストの運航が
15時30分くらいだとしても
手前は17時がラストってこともある。


ちなみに手前側のフェリーの方が
営業時間が長いみたいなので、
そっちを使った方がいいかもしれない。



巌流島に行くチケットを買うとき、
窓口にいた案内の人のやる気の無さが素晴らしかった。
既存のルールに縛られないその様は賞賛のひと言。


チケットを使って
サントアンヌ号フェリーに乗り込みます。





巌流島に着くと、たくさんの小次郎達が
「着くのが遅いぞ、武蔵!」と叫んでいました。




たくさんの小次郎達を横目に
巌流島の門を撮影した。



巌流島からのフェリーの時刻。

17時の船に乗り遅れると
島に取り残されるので注意が必要。


フェリーのアナウンスでも
最終時刻を間違えないようにと言っていた。



島はこんなもんです。
島の右半分くらいは歴史マニアの私有地で
入れないようになっているみたいだ。


島にはタヌキがいるらしく、
出会えるとラッキーなようだ。

ちなみに前にアントニオ猪木がこの島で
決闘みたいなイベントを行ったそうね。



佐々木小次郎の墓。

と思いきや、佐々木小次郎は武蔵に木刀で殴られて負けたので死んでいないね。


これは何かというと、
小次郎の流派が死んだ墓。

小次郎は「巌流(がんりゅう)」という剣の流派で、
宮本武蔵との決闘で武蔵がとどめを刺していたら、
巌流(がんりゅう)はここで無くなっていたはずです。


なので、小次郎は巌流をこの地で封印した
ということでその石碑が立っています。

巌流が亡くなった島にちなんで巌流島と呼ばれている。
島の正式名称は船島だったような気がする。



ここで武蔵は相手を殺さない良い奴と思いますが
違います。

武蔵は木刀で相手を撲殺する人間ですが、
時間が無くて小次郎を撲殺する前に
急いで船に乗って帰ってしまったという話です。

本来なら小次郎は撲殺されていたということでしょう。


島を少し歩くと武蔵と小次郎が
当時の状態のままメデューサによって
石にされていました。

カラスが木刀の上にいるのがシュールです。



小次郎




武蔵

小次郎の方がイケメンなので、
決闘で負けても人生全体で見れば
小次郎の圧倒的勝利だね。



イケメンだと
・女子にモテる
・第一印象が良い
・良い人に見られる
・良い人に見られる結果、内面も良い人になる
・面接官も人なので就職に有利



島には遅れてきた武蔵の船の模造品がおいてあります。

ただ、模造品と言っても
かなり古いものらしく触れてはいけないようだ。

木の質感が歴史のある雰囲気を醸し出している。



島の端まで向かおうとすると
なんとタヌキがひょっこり現れた。

近づくと逃げてしまったが、
その場で立ち止まっているとまた戻ってきた。



2匹目を連れて戻ってきたよ。
ふざけんな、哺乳類。

どうやら今日は
本当に運がいいようだ。



写真を撮って和んでいると、
遠くからカップルが近づいてきて
女性のハイヒールの「コツコツ」という足音に
敏感に反応して一瞬で逃げて行ってしまった。

ハイヒールの女性は
一生タヌキに会えない気がする。


つまり、タヌキに会えないハイヒールの女性は幸運では無いという屁理屈が成り立つね。
屁理屈だからスルーしていいよ。



タヌキの通り道は固定らしく、
よく見えると草がかき分けられていて
そこを通るようだ。

それにしても野生の動物の生命力は本当に素晴らしい。




島内には網付きの焼肉が
できるテーブルがあります。

島内は火気厳禁なのに、
思い切ったことするなぁ。
すごいなぁ。



最終便の17時のフェリーで帰るときに、
フェリーの乗組員の人が
タヌキに化かされて食べ物を与えていました。

あとでおじさんに聞くと、
キャバクラで女の子にねだられて
フルーツの盛り合わせを注文していたと
満足そうな顔で言ってました。



あとで、

「食べ物を与えて大丈夫なんですか?」

と聞いてみると

「朝と夕の2回食べ物を与えているけど、別に私たちが特別に許可を取って与えているわけではない」

と言っていた。


大人が野生の動物に食べ物を与えるということは
中途半端な気持ちで食べ物をあげてるわけじゃなく、
雨の日も風の日も食べ物を与え続け、
親のような気持ちでタヌキと接しているのでしょう。


それを考えただけで、
私にはその乗組員の宇宙の果てまで広がるような
慈悲に感動しました。
宇宙旅行に出たいです。




フェリーから
本州(下関側)と九州(門司側)をつなぐ橋を撮影。





位置関係はこんな感じ。

下関と門司(もじ)を合わせて
関門(かんもん)と呼ぶみたいね。

関門海峡とか関門フェリーとか。



下関のフェリー乗り場に戻ってきた。

フェリー乗り場周辺は色々お店があったり、
こういうオブジェがあったり
主要な観光場所として確立されてるみたいね。

???「お前ら地球人にこのフグの毒を煎じて飲ませてやりたいわ」



カモンワーフという飲食店やお土産屋さんが
INしている商業施設。





唐戸市場という魚介類を扱っている市場




唐戸市場には大きなフグがいます。

ダイオウイカの撮影に
成功したとか言ってる場合じゃねえ!


下関と言えばフグですが、
最終日にまた下関を通過するので
ラストのdayにふぐは食べようと思い、
この日はスルーしました。



地面もフグの毒で攻めてきます。

地面にフグの毒が仕込んであるポイントに
丸い鉄板が敷かれているみたいだ。



下関の駅の近くに
海峡ゆめタワーというタワーがあるので
自力で登るね。命綱必須だよ。

タワーの先端にミラーボールを装着しているのが
印象的です。
このタワーはスナックかな?


恋人の聖地に不法侵入します。

聖地エルサレムに
仏教の人間が仏教以外はクソだと布教しにいくくらい
危険な行為です。


最悪の場合、カップルの様子を見て
その場で孤独死する危険がある。

私のように修行を積んで悟りを開いた功徳のある人以外は単独で行くのはやめようね。


なかなか綺麗だけど、
駅前の光量がなかなかいいのに対して
他の場所の光量が乏しい気がする。





タワーを降りて、
下関駅から福岡県博多駅付近まで向かいます。






途中のスペースワールド駅には
名称に近未来的な印象を受けた。

スペースワールドという遊園地があるみたいだ。



博多駅に到着しました。
博多と言えば明太子なので即買いに行きます。
へえ~木村拓哉おススメなんだ。
ところで木村拓哉って
キム兄って呼ばれてるよね(勘違い)



博多駅から地下鉄でちょっと乗って、
長浜区という豚骨ラーメンの聖地に行く。


長浜ラーメンがイコールで
博多の豚骨ラーメンみたいになっているようなので、
ここで食べれば
ほんまもんの豚骨ラーメンを食べたことになるだろう。



前に風俗好きの年上のKさんに聞いた話だが、
博多の屋台通りは豚骨の獣(けもの)のような臭さが
通りに充満していて、その匂いだけでダメな人も現れるくらいだと言っていたので期待が高まります。


あわよくば自分も獣臭さを吸収して、
そのまま獣王クロコダインの
配下に配属されたいね。


獣王クロコダインって
確か冒険王ビィトに出てきたよね。
(勘違い)



屋台通りを探していたが、かなり迷った。
かなり不安になりながらも

屋台通りがありそうなところをうろついていると、
こういう看板を発見。

「ああ、ここらへんが屋台通りに近いことは間違いないみたいだ。助かった」


さっきの店を少し進むと、屋台通りがあった。
思ったより獣臭い通りではなかったのでちょっと残念。

近年は獣臭さが出ないように
処理しているとこも多いそうだ。









歩道にこんな感じでブルーシートとかで
建物っぽくして、
屋台として運営されてるね、おもしれ。


15件くらい屋台はあった気がします。

割とどの店も混んでいて、
博多の人はここに来るのが
日課みたいな人も多いようです。


いきなり黄金伝説でも紹介されたことのある
長浜ナンバーワンという屋台に入ってみます。




店内混みすぎだろ。
ふざけんな、ジャパニーズ。




店の外の歩道で仕込みなどしててワロタw
???「地球はお前らの厨房じゃない」


麺の硬さの注文の仕方は事前に調べた結果、
「カタ」と言うのがいいらしい。

「バリカタ」と言うのは県外というか
あまりわかってない人らしく、
バリカタは「カタ」というのが
地元では当たり前らしい。

それは風俗好きのKさんも「カタ」って頼むと言っていたし、博多花丸大吉も「カタ」ってテレビで言ってたからそうなのだろう。



でも、あまり自信がなかったので
「麺の硬さはバリカタって言う呼び方でいいですか?」
と聞くと、
「あいよ、バリカタね」
と言ってくれた。

多分、しゃべり方や一眼レフを持ってきて
観光っぽい感じから観光客に合わせて
バリカタと言ってくれたみたいだ。



これが本場の長浜ラーメン。



麺はかなり細めのストレート麺で、
関東では専門的なところに行かない限り
豚骨ラーメンで細麺を食べることはないでしょう。

バリカタというくらいだから、
どれだけ硬いかと思ったけど
画像の通りふにゃふにゃになってるね。


さっそく食べてみると、
バリカタの食感はパスタのアルデンテのような食感に
近いと感じました。

想像より硬くなく、
むしろこれで適正な歯ごたえのある麺だと感じました。


みなさんもイメージでは
「麺がバリバリするくらい硬いんでしょ?」
と思っていたのではないでしょうか?


麺が細いということは表面積が
それだけ広いということです。


つまり、スープが麺に絡まりやすく
この本場の豚骨ラーメンを食べたら
他の地域の豚骨ラーメンはちょっと食べられない体質になってしまうかもしれないと思うくらい衝撃的でおいしかったです。


長浜ラーメンを食べて大きな達成感を得たまま、
博多駅に戻り一泊しました。



博多駅前はイルミネーションが綺麗だったな。




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